SEに不況は関係ないの??コロナショックやオリンピックと採用ニーズの関連性について

こんにちは。アクシスコンサルティングの稲橋です。

最近は、忘年会シーズンなので、多くの友人に会います。久々に会うと、みんな様子が変わっているので、とても刺激を受けます。今年は、ちょくちょく不況の話が出るので、色々と聞いてみると不況の影響を受けている人、受けていない人様々です。

ある忘年会でシステムエンジニアの友人に会いました。

その彼は、『悲しいぐらいSEは不況とは関係ないよ~。』とクダを巻いていました。その彼は1月カットオーバーに向けて、とても忙しい12月を過ごしている様です。そして次のプロジェクトのアサインが先日決まったという事で『カットオーバー後に少しぐらい休めるかも!!』という期待は見事に裏切られたようです。

私も、今から10年近く前になりますが、SE時代を思い出すと不況を身に沁みて感じたことがありませんでした。

私は、90年中盤の大氷河期に社会人になりました。システムエンジニアとしてキャリアをスタートしたのですが、新入社員研修が終わり始めてのプロジェクトへアサインされた時から、切れること無くプロジェクトへアサインされていたので、不況で案件がとれずに待機したという経験は在りませんでした。

その時は、金融機関が不良債権を大量に抱え、金融再編が始まった頃でした。その為、金融関連のプロジェクトも多かったですが、アミューズメント系や医療系など、様々な業界のプロジェクトがあったことを覚えています。

システム案件は、業界関係なく、どの会社にもあります。一つの業界の景気が悪くなっても、別の業界の景気が良ければ、景気の良い業界から引き合いが来ます。その為、切れる事無くプロジェクトが続いているのだと思います。

2020年コロナウイルスの影響による不況でも、エンジニアの有効求人倍率は8倍以上。オリンピック以降もこの流れは変わらない

やはり、SEには不況は関係無いようです。それは、2020年5月現在で有効求人倍率が2倍前後なのに対し、技術系(IT・通信)の倍率が8倍を超えているところにも表れているでしょうか。

我々がメインとするコンサルティングファームの採用においても、営業等の未経験層は採用を絞っているものの、一方でエンジニア出身への採用ニーズはコロナショック以前と変わらない印象です。

また、弊社はご存知の通り、IT業界にも強いのですが、弊社とお取引しているIT関連企業も不況の影響を受けていない企業が多々あります。もちろん影響を受けている企業もありますが、影響のない企業は応募者が増えているので、良い方に絞って採用する傾向も出てきています。

また、業界という観点で言えば、メディカル系の企業はウイルス対策やオンライン診療の拡充といった観点で好調であり、社内SEの募集も強化しています。

2021年に延びたオリンピック後の不況を心配される方もいらっしゃいますが、エンジニアの方に限ってみれば、この影響も少ないでしょうか。

不況による企業への影響は見えにくい、”もしも”に備えた入念な転職活動の準備を

エンジニアの採用が好調だと言っても、2020年シーズンに転職を考えている方は、業界や企業の情報を大切にしてください。行きたい企業がコロナショックの不景気の影響をどんな風に受けているかをキャッチしないと、入社後の期待値が高すぎたり、すでに回収できない負債があったりと思わぬ事態を強いられることもなります。

景気の流れに敏感に反応しているエージェントとお付き合いすることをお勧めします。(弊社も敏感に情報収集しています。。念のため。。。)

ちなみに、その彼は最後に『仕事があるのは幸せなことなんだろうな。』と言っていましたが、その通りですね。

どんなに忙しくても『仕事が出来る幸せ』を感じて働くことも大切なのかもしれません。

改めて仕事に感謝する今日この頃です。


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