医療機関の医療事務の外部委託率は、1991年の23.1%から
00年には39.0、03年には41.9%と増加している。
(医療関連サービス振興会調査)
医療事務代行の大手売上高から推進すると市場規模も約1600億円と
順調に拡大している。
市場拡大の背景には、診療報酬の請求事務の煩雑さ、さらに診療報酬が
2年に一度改正されるなど膨大な医療事務からの解放があげられる。
これらの業務に精通した職員を長期にわたって配置できればよいが
なかなか出来ないのが現状である。
委託される業務内容も広がりをみせ、医事課(受付)の仕事を中心に
レセプトの精度向上から院内アメニティの追求、あるいは経営支援の
データ作成・管理と多岐にわたる業務が複数走っている。
山尾