こんにちは。
Executive Consultantの志賀です。
今回の独り言は「Professional」についてです。
☆Professional
「プロフェッショナル」という言葉が、いたるところで使われている。
最近、どうも核心から離れている様に感じる。
企業間において、その道の経験や知識豊富な、
何でも知っている「スペシャリストな人」を、「プロ」と呼んでいることがある。
しかし、スペシャリストとプロフェッショナルは、似て非なるポジションだと思う。
スペシャリストとは、与えられた環境には適応でき、
定められたやり方であれば仕事を完璧にこなす人をいう。
私はこれまで、ジェネラリストでも、資格を持ったアマチュアでもなく、
スペシャリストでもない、多くのプロフェッショナルを感じる人たちと共に仕事をし、
彼等の仕事への考え方やスタンスに触れてきた。
面白いことに、彼らが語る言葉に共通項があることに気がついた。
それは、会話で使うボキャブラリーが、通常の人達と違うということだ。
彼等が、一日に話すことをすべて書き留めたら、
通常の会社で働いているメンバーとは、まったく違う内容になるはずだ。
彼等の話す言葉には、特有のリズムがあり、人を励まし、
相手の可能性を広げ、思いやりや感謝の言葉がいっぱい詰まっている。
否定的なことや、人の悪口や、ネガティブなことを口にすることはなく、
希望的な豊かな未来に向けての内容の会話が多い。
そして、何よりも、「顧客との約束を守る」ことに関し、
どんなことをしても問題解決するといった内容の話をよくする。
プロフェッショナルな人達は、たとえ環境が変わっても、
変化の本質を読み取り、状況を見極めながら、顧客との約束を守り、
対価を得て、人や組織を正しい方向へインテグレートし、
筋を通すビジネス・プロフェッショナルの要件を持っていると思う。
【志賀 正明 (ExecutiveConsultant)】
携帯番号:090-6926-0878