こんにちは。
Executive Consultantの志賀です。
今回の独り言は「コンサルティング業界とSNS業界」についてです。
☆コンサルティング業界とSNS業界
2008年後半のリーマンショック以降、しばらく景気の良くない時期が続いて
いましたが、昨年あたりから転職市場も少しずつ回復に向かってきたようです。
年末年始には、2011年後半には景気も上向いてくるのではないかとの予想を
される企業経営者のコメントを見かけることも多くありましたので、その予想通
り更に上向いてくることを期待したいところです。
さて、今回はコンサルティング業界とSNS業界の採用の現状について、
簡単に触れてみたいと思います。
【コンサルティング業界】
近年は国内のメーカーやサービス業などが海外展開を進める傾向が強くなり、
その支援にコンサルティングファームが関与するケースが多くなっているよう
です。それに伴い、海外でのプロジェクトに対応できる語学力を持っている方
が求められるケースが多いようです。
(1)戦略系コンサルティングは引き続き採用意欲の高いファームが多いようです。
昨年は社員数の2割相当数を採用し、規模拡大を図った外資系ファームもあり
ましたが、各社とも今年も年初から活発に採用活動を行なっています。
(2)総合系コンサルティングファームも、各インダストリーや各ソリューション
に知見の深い方に対する採用活動を各社とも引き続き積極的に行なっています。
(3)人事・組織系コンサルティングファームは、まだ一部にとどまってはいるも
のの、活発に採用活動を行なうところもでてきています。
一方、財務会計系コンサルティングファームはやや充足感もあってか、全般
的に今まで以上に選考ハードルが高まっているように見受けられます。
若手の方でも、即戦力性の高さが重視されはじめてきています。
【SNS関連業界】
SNS関連企業の多くは、組織拡大を背景に積極採用を継続しております。
高度な技術力を持ったエンジニアは、各社とも喉から手が出るほど求めて
いますが、それ以外にも、状況に応じて色々な役割を担える柔軟性の高い
ゼネラリストに対してもニーズが強いようです。
これらの企業では、新しいマーケットを作り上げていく事業推進力や、
社内外のリソースを巻き込んでいくリーダーシップを持っている方が
特に好まれる傾向があります。
また、一部の企業では海外展開も積極化しており、英語力や中国語力など、
語学力が選考基準に盛り込まれているポジションも増えてきています。
【志賀 正明 (ExecutiveConsultant)】
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