エグゼクティブコンサルタントの独り言 No.48 「読書本」

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こんにちは!


Executive Consultantの志賀です。


今回の独り言は「読書本の紹介」です。


◇今回紹介する本は、坂本光司さん著、「経営者の手帳」です。


「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者の最新作です。


著者は、20年前ぐらいから、経営者などの多くのリーダーの方々と会って、
さまざまな人々の言動を見るなかで、感じたこと・気づいてほしいことを言葉にしてきたそうです。


この本は、著者が今まで言葉にしてきた「語録」を、一冊の本にまとめたものです。


<人生と経営を変える 経営者の手帳 >
作者: 坂本光司
出版社/メーカー: あさ出版
発売日: 2010/11/25
メディア: 単行本(ソフトカバー)


◆経営とは、会社(組織)にかかわるすべての人々の
   永遠の幸せを実現するための活動のことである。

 

◆経営においては、常に”五人”の幸福を念じ、その実現を図らねばならない。

 

◆経営者がいやなこと・望んでいないことを、社員が望んでいるわけがない。

 

◆「教える教育」ではなく、「教えさせる教育」こそ最高の教育である。

 

◆人財はアメやムチではなく、正しい経営のなかから自然に育つ。

 

◆社員がやる気を喪失する最大の要因は、
   経営者や上司に対する「不平、不満、不信感」である。

 

◆経営者・管理者の最大の使命は、部下を管理(マネージ)することではなく、
  フェロー(メンバー、仲間)をリード・支援することである。

 

◆社員が求める経営者像・管理者像は明確である。

 

◆企業は企業それ自身のためにあるのではなく、企業構成員のために存在する。

 

◆人財が最も嫌うのは、「管理」という名の刃物である。

 

◆正しいことをしようとしている人の邪魔になるルールには、片目をつぶってしまうことだ。

 

◆経営者に楯突く社員には二つのタイプがある。見誤ると人財を失う。

 


全部で100個の「語録」が収録されています。


構成としては、一つの「語録」毎に、解説がついています。


不況の中でも、業績を崩すことなく経営をしている会社や


目覚ましい復活を遂げている企業があります。


そのような会社は、どんな会社なのでしょうか。


この本を読むと、経営とは何かという本質が見えてくるような気がします。


やはり、経営するのも人、そこで働く従業員も人、


そして商品やサービスに対価を支払ってくれる顧客も人です。


いかに、人を大事にすることが経営を行う上では


大切なことであるかを理解することができると思います。


非常に読みやすい本ですが、本質を突いています。


経営者の方はもちろん、非常に参考になると思います。


是非、ご一読されることをお奨めします。

 

 


【志賀 正明 (ExecutiveConsultant)】
携帯番号:090-5530-3294

 

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