こんにちは。
IDC Japanが12月15日に、2010年に国内IT市場において
キーとなる 技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど主要10項目を発表しました。
タイトルは下記の通りです。
【2010年の国内IT市場における主要10項目】
① 国内IT市場は2009年に大幅縮小し、2010年は極めて低い成長率にとどまる
② 仮想化の対象がストレージやネットワーク機器にも拡大し、
ITインフラの統合管理ツールの需要が本格化
③ クラウド上でのシステム/アプリケーション開発環境が整い、
クラウドへの流れが加速
④ 新政権による政策の追い風を受け、
地球温暖化防止に向けたITの利活用が本格化
⑤ スマートグリッドなど、社会インフラ向け
大規模システム開発が新たなテーマとして浮上
⑥ 高速無線データ通信サービスの開始によって進む消費活動に
連携したアプリケーションの多様化
⑦ パンデミックへの対応を契機に、ユニファイドコミュニケーションの
本格導入が開始
⑧ クラウドへの対応が新たなハイブリッドセキュリティ対策需要を喚起
⑨ システム開発のグローバル化と国内SI事業の再編が加速
⑩ 市場分析/経営分析ツールが注目を集め、BI/BA市場が急拡大
（ 詳細はこちら ⇒ http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20091215Apr.html ）
大体、予想通りで、クラウドや仮想化にともなうIT需要の変換が起こるという感じですね。
不況とクラウドの進展で、2010年の市場は、寂しいことになりそうです。。。
そんな中で、特徴的に感じたのが、ITが社会に直接影響を及ぼすことになる年に
なりそうだという事です！
私の中で強く印象に残ったのが ⑤ スマートグリッドです。
スマートグリットとは、電力をインターネットなどのネットワークのルーティングノウハウを活かして
家庭で発電した電力を、社会全体で効率的に有効活用しよう！というものです。
家庭の小さな努力を、IT技術のノウハウで社会に活かしていくという考え方なので、
非常に興味深く感じています！
新たなIT業界の市場を生み可能性があるので、注目していきたいと考えています！！
では。
