NTTデータが海外本社新設

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今朝の日経に出ていましたね。

NTTデータの海外本社新設の記事。


 NTTデータが海外本社新設 13年メド、4地域130社統括

NTTデータは2013年4月をメドに海外本社を新設する。米IT(情報技術)企業キーンなどを相次ぎ買収したことで海外のグループ会社は130社余りに 増えており、これらの事業を効率よく束ねて経営スピードを高める狙いだ。さらに海外子会社を地域別の4拠点に集約するほか、国際会計基準(IFRS)を NTTグループでいち早く導入。新たなM&A(合併・買収)など国際戦略を加速する。

海外本社は開発、営業、財務など海外の事業全般を取り仕切る。NTTデータが全額出資して設立し、場所はシンガポールやニューヨークなど複数の候補地から選ぶ。

事業規模は初年度で3000億円程度になる可能性がある。傘下の従業員はインドや北米を中心に約2万人(3月末時点)。国内従業員は約3万人で、海外比率が急速に高まっている。

海外本社の設立に併せ、海外子会社の再編も進める。米州、欧州・中東・アフリカ、アジア・太平洋、中国の4地域統括会社を海外本社の下に置き、その傘下で 個々の子会社を効率よく運営できるようにする。子会社ごとにバラバラだったブランドも統一していく方針で、12年中をメドにNTT持ち株会社と調整する。

NTTデータは05年から本格的な海外企業の買収を開始。10年末には1100億円を投じてキーンを子会社化した。海外グループ会社は133社に達する が、事業の重複などムダも多かった。グローバル展開で先行する米IBMなどに「組織力の差で競り負ける場面もあった」(幹部)といい、組織再編をテコに競 争力を高める。

組織改編に並行して、今期中に海外子会社でIFRSを早期導入する。日本国内も13年3月期に適用する計画だ。会計基準を統一することで、海外グループ会 社の状況を把握しやすくする。IFRSではキーン買収などに伴うのれん代の定期償却がなくなるため、利益が押し上げられる公算が大きい。
                                            -日経新聞(2011/4/13朝刊)より引用


元々中期経営目標に、13年メドでグローバルTOP5を掲げていましたし、
NTTデータのグローバル展開を統括する機能を本社から分離させるのでは、
なんて話もまことしやかに囁かれてたりもしたので、
「ああ、来たか」
ぐらいな印象ではありましたが、来たんですね。

米国キーン社の完全子会社化を終え、
いよいよNTTデータのグローバル展開も本格化、ですね。

今まではグローバルと言いながらも、外から見ると
本社の国際事業部は人員数的にもそこまでガンガン増強しているような
印象はありませんでしたので。
内部では着々と準備を進めていたのかも知れませんね。

今後ますます目が離せない企業です。

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