こんにちは!
Executive Consultantの志賀です。
今回の独り言は「ヘッドハンティング」についてです。
◆ヘッドハンティングとは
ヘッドハンティングとは企業が求める優秀な人材を探しだすこと。
そして経営者、経営幹部、それに準ずるミドル層などの優秀な人材を
外部からスカウトし自社に引き入れることを専門的に行う人間や会社のことです。
そのためヘッドハンティングは、企業から直接以来をうけたヘッドハンターと
言われる人によって行われることが多いといわれています。
企業にとって優秀な人材はすでに他の企業に属していることが多いため、
求める人材の所属企業での状況を調査しつつ、所属企業及での待遇と
求人企業での待遇を比較し調整しながら適切な条件提示をしたり、
求人企業の魅力の説明などにより対象の人材の説得作業などが
ヘッドハンティング業務の主な職務となっています。
産業が高度化、分散化し激しい競争化にある現代社会においては
優れた人材の確保が企業戦略の重要な要素になっており、
ヘッドハンティングを専門に行う会社が数多くなってきています。
ヘッドハンティングには、事前に企業から一定の金額を受け取って動くケースと、
成果に応じて成果報酬を受け取るケースとの2種類があります。
日本では外資系企業が中心になってヘッドハンティングを行ってきましたが、
最近では日本企業でも行うようになってきました。
ヘッドハンティングされる人材というのはどちらかというと、
資格などよりも実戦経験が重要視されている傾向にあるようです。
◆ヘッドハンター達のスキル
①ゼネナリストとしての能力
クライアント側の業種はさまざまで、スカウトの対象となる人材のポジションも
多岐にわたります。ですのでヘッドハンティングには、企業組織や業界を
広く理解し、問題の答えを導き出せるゼネナリスト的な力が必要です。
②スペシャリストとしての能力
企業に必要とされる人材の職域は、管理、営業、財務、技術など幅広いです。
どのような職種の人材を求められたとしても、その対象となる職務について、
一定以上の知識と理解が必ず必要となってきます。それがないとターゲットを
定めた的確なスカウトは行えません。
③コミュニケーション能力
クライアントとスムーズに対応ができなければ、企業の抱える問題を見つける
ことも、そこにどのような人材が求められているのかも分からないものです。
さらに候補者との信頼関係を築づくことはとても大切なことです。ヘッドハン
ティングにとって相手と意思の疎通をはかっていけるコミュニケーション能力は、
絶対的に必要な職業的要素なのです。
④マネージメント能力
エグゼクティブサーチの過程では、社内メンバーはもとより、外部の企業や
パートナーと連携して作業を進めていくことも多いのです。また案件によっては、
プロジェクトチームを組織することもあります。その中心となって指示・調整役を
担い、最大の効果をあげていくような管理能力も必要となってきます。
⑤嗅覚とセンス
人を相手にするビジネスなので、表には現れない本質を見抜くセンスが要求
されます。その他、論理的思考力や企画力、プレゼンテーション能力、
成果物の作成能力など様々な能力が必要となります。
【志賀 正明 (ExecutiveConsultant)】
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