こんにちは!Executive Consultantの志賀です。
今回の独り言は「ヘッドハンティングに必要な能力①」についてです。
ヘッドハンティングは他社から優秀な人材を引き抜く事ですが、
その対象はどんな人でも誰でもいいというわけではありません。
ヘッドハンティングを行うヘッドハンターが特に重視する点はたくさんありますが、
その中でもポイントとされるのが「専門性の高さ」「人間性」「実績功績」の3つの点になります。
その中でも最も重視されている点が専門性の高さです。外資系の企業のように実力主義であれば、
昇進、昇格して高い地位にいる人はヘッドハンティングの対象となるケースが多いのですが、
残念ながら日本の企業においては年功序列という制度が主体となっていますので、
高い地位にいるからといって、実力が伴っているとは限らないというのも現状です。
最近はそうでない企業もありますが、年をとれば高い地位に上がっていくというのが
今のほとんどの日本企業のあり方です。
実力など関係なく年齢が上がれば仕事での地位も上がっていくようになっているのです。
このような古い制度によって高い地位についている人のほとんどは
地位と実力がともなっていないことが多いので、
残念ながら転職した先では通用しないのが当たり前になります。
ヘッドハンターは、こうした古い体制の日本企業の中から対象となった人物でも、
どこでも通用する能力や実績、それから専門性の高さを持っているかどうかを
的確に判断する能力が必要となります。
【志賀 正明 (ExecutiveConsultant)】
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