こんにちは。
プロ野球も終盤になり、セ・リーグは
5球団が3.5ゲーム差にひしめく大混戦状態です。
最後まで目が話せない状況で、
阪神タイガースの優勝を心より願う今日この頃です。
日本のプロ野球で、日ごろ不思議に思うのは、
プロ野球の指導暦の無い元プロ野球選手が、
いきなり監督になることがよくあることです。
サッカーでは、階層(国の代表、プロのリーグ、アマチュアなど)毎に、
それぞれの指導者ライセンスを取得しないと監督・コーチになれませんが、
プロ野球は違うようです。
プロ野球を引退して解説者をしてた人が、
いきなりチームの指導者になって、現場をマネジメントできるのか、不思議です。。
堀鉱一さん著の『コンサルティングとは何か』に
上記を連想させる話があったのを思い出します。
ボストンコンサルティンググループ時代の話で、とある経営者から、
『経営者は経営のプロ。現場を知らないコンサルタントがなぜそんな人に意見ができるのか。』
当時、欧米に比べて日本にコンサルティング文化が馴染んでいない為、
コンサルタントの理解が薄い日系企業の経営者によく言われたそうです。
なぜコンサルタントが必要なのか、堀さんは以下のような例えをしています。
一流のスポーツ選手には、一流のコーチがついているのは常識であるが、
その一流のコーチたちは選手として一流だったのか?
決してそんなことは無く、選手としては大成出来なかったが、コーチとして
一流になった人は枚挙に暇が無い。
ビジネスにおいても売れる営業マンが必ずしも優秀なマネージャになれるとは限らない。
コーチ(コンサルタント)に求められるのは、理論に対する深い理解と、客観的な視点である。
この二つがあるからこそ、選手は迷い無く競技に集中することが出来る。
経営者とコンサルタントの関係も同じである。
確かに。
因みに転職活動もしかり。
ビジネスや仕事については、無論、その業界の人が詳しいですが、
転職マーケットの情報、ノウハウ、客観的視点を求めるのであれば、
転職エージェントをうまく活用することが、転職を成功させる近道です。
迷われたら、Axisコンサルティングへご連絡を。



