こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
4月になったかと思えば、もう1週目が終わり。
今週は火曜日の強風で早く帰宅したこともあり、
今まで以上にあっという間に過ぎてしまった感があります。
さて今週月曜日に各企業で一斉に入社式が行われましたが、
今年春は約80万人が新社会人としてデビューしたそうです。
内定率は昨年よりかアップしたものの、
2000年以降、過去3番目の低水準ということ。
現状、多くの企業で厳しい経営環境が続いている中、
各企業のトップが新入社員へメッセージを発しました。
いくつかピックアップすると、
パナソニック:大坪文雄社長
「新興国での差が韓国や中国企業との成長力の差につながっている。
世界に通じる専門能力を身につけてほしい」
トヨタ自動車:豊田章男社長
「日本の技術力、現場力は世界一。
だから日本にものづくりを残すと繰り返し申し上げている」
日本IBM:米IBM副社長のマーティン・イェッター氏(5月15日より社長)
「ベストを尽くして仕事に取り組んでほしい」(英語で)
ソニー:平井一夫社長
「ソニーを全力で皆さんと変えていく」
新日本製鉄(10月に住友金属工業と合併):宗岡正二社長
「この挑戦しがいのある戦いに一日も早く参加してほしい」
・・・など
新入社員への期待と、変革、グローバルといったところが
強調されている印象が強いです。
もちろん中途入社の場合、企業から求められるものは新入社員とは異なりますが、
転職する先のトップが新入社員に向けてどんなメッセージを送っているかで
社員に何を求めているか、会社がどういう方向に進んで行くか、
といったことが改めて良く分かりますね。
その会社で自分が何がやりたいのか、というのは重要な要素ですが、
会社の理念、方針に沿ってどのような形で会社に貢献できるか、
という部分は企業側からしてみると重要なポイントです。
企業選びや面接に行く際には是非このような視点も持って
望んで頂ければと思います。
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