こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
先日、日本生産性本部が今年春に入社した
新入社員を対象にしたアンケートによると、
「就職した会社で定年まで働きたい」
という回答が過去最高の34.3％だったそうです。
約三分の一の新入社員が定年まで働きたいと考えているようですね。
この数字が高いか、低いかというのはわかりませんが、
入社時には安定志向を求めている人が増えてきている、
というのは事実のようです。
私の場合、新入社員のときは、
この会社で定年まで働きたい、というよりかは、
定年まで働くんだろうな・・・という感覚でしたが、
働いていくうちに、社内外の人から様々な情報を入手し、
会社の実態(良い面、悪い面総合的に判断して)が分ってきたとき
に外へ出たほうが良いと判断し、転職しました。
ちなみに私は現職で３社目です。。。
入社時には「就職した会社で定年まで働きたい」と考えていた人が、
入社後数年してからどのくらいのその意識が変わるのか、
というのも非常に気になりますね。
70歳定年時代を考えると、社会人の期間は50年前後弱。
企業の生存率等も考慮すると、これから先50年間潰れない
という保証がある会社を見つけるのは不可能でしょう。。。
安定志向や１つの企業でずっと働くということを否定する気は
まったくありませんが、万が一働いている会社がなくなってしまった時に、
他で働くことができるか？そのために必要なスキルは何か？
ということを意識することは重要だと思います。
今の自分のキャリアから転職先として可能性のある企業、業界、
転職市場の動向なども日々入手しておくといざというときに
対応できると思います。
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