こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
先日、矢野経済研究所が発表したソーシャルゲーム市場に関する調査によると、
2013年度国内市場は4,200億円を突破。
2012年度の3,870億円からさらに110%成長する見込みとのこと。
昨々年度比の137%増に比べて成長率は鈍化はするものの、
今後も国内SNSの顧客基盤とユーザー課金収入をベースに、
安定した市場拡大が見込まれると予測しています。
ソーシャルゲームの主要端末がスマートフォンに移行することが考えられ、
各SNS事業会社はスマートフォン向け対応を積極化しており、
この流れは求人募集にも反映されています。
また、以前からも海外展開は行われてはいましたが、
2013年以降もさらに本格化していくようです。
大手SNS企業では、中国、韓国、ベトナム、アメリカ等のSNS企業との
提携も次々と進めており、海外向けのコンテンツ開発を積極的に
進めている国内SNS企業も増えてきています。
なお、2012年第2四半期の世界のゲーム企業売上げ上位50社のうち、
日本企業はグリー、DeNA、スクウェアエニックスを始めとする
国別最多の13社がランクインしていることからもグローバル市場での
日本のソーシャルゲーム企業の強さ、勢いというものが感じられます。
ちなみに・・・2013年の正月三が日に放送されたCMの銘柄別放送回数は、
1位は412回の【グリー/GREE】、2位は【サイバーエージェント/アメーバスマホ】(176回)、
3位は【ディー・エヌ・エー】(169回)となり、トップ3をSNS系のCMが独占したようです。
国内市場でも圧倒的な存在感を出していますね。
確かにお正月はSNS系のCMをよく見た印象があります・・・。
成長産業で技術を活かしたい、クリエイティブな仕事がしたい、
海外で働きたいという思いがある方は、このようなSNS企業を
一つ狙いとするのも良いかもしれません。
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