こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
近年、外国人の採用や英語が話せる日本人の採用枠を
増やしている企業が増えていますが、
先日の日経新聞でも、イオンが13年度に前年度比1.5倍の
国人の採用を予定しているという記事がありました。
これまでは現地の運営で外国人を活用してきましたが、
今後は海外事業を本格化させる中、日本本社の幹部候補として、
採用・育成し、人材の多様化を進める狙いもあるとのこと。
具体的な採用活動として、各国で説明会を開催したり、
現地の大学と就業体験を受け入れるなどの連携をすることで
優秀な人材の囲い込みをしています。
また、イオンの他にも、
・ソフトバンクブループ:グローバル人材の採用を倍増
・楽天:13年度は外国人120~130名程度が入社
・日立製作所:13年度の新卒の約1割を外国人に
・良品計画:13年度の定期採用の約半分を外国人に
といったように、いくつかの企業では採用計画を立てているようです。
外国人の採用が拡大するにつれて、その分日本人の採用枠が
減っていくケースもあるので、応募する"日本人"の中から選ばれる、
のではなく、極端な話応募する"世界中"の人の中から選ばれる
必要性が出てきます。
もちろん経験、能力は重要ではありますが、
貪欲さ、ハングリー精神、積極的なアピールといった
人物面もポイントにはなると思います。
良い面、悪い面両方あるとは思いますが、日本人は控えめ、
謙虚すぎるというような見方がありますね…。
後はグローバル環境で戦う上で最低限必要になるのは
やはり英語力にはなると思います。
例えば、ファーストリテーリングの柳井会長(兼社長)は、
「次世代を担う若者が英語を使いこなし、
世界で通用する人材にならなければ日本は衰退する」
と言っています。
自分の能力を高めるために英語を身につけるというのも重要ですが、
日本の成長のために、という見方をするとさらに前向きに取り組める
のではないかと思います。
私も頑張らなくては…。
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