こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
以前のコラムでも触れましたが、
最近ビッグデータ、データ分析、アナリスト、統計解析
というキーワードが含まれる求人が増えてきています。
利用サイド(事業会社)、支援サイド(SIer、コンサルティング)
共に積極的に募集を行っています。
具体的な例としては、先日訪問したマーケティングリサーチの企業では、
第二新卒(実務未経験)を含めたアナリストの募集に注力していたり、
また、ポイントサイトを運営する企業に勤務している方からは、
分析業務にかかわる社員の数が足りておらず、
・大量データのハンドリングができる人
・BIやETLツールの経験者
・ITコンサルタントやSIerでの経験があり分析志向な方
を求めている、といった話も聞いています。
少し前に読んだビッグデータに関する書籍の中でも、
ビッグデータビジネスに関する課題の１つとして、
「人的不足」があげられていました。
ただ、ポイントとしては統計学の素養や、大規模データ処理に関する、
知識、情報、素養だけでなく、そのような素養をどのような事業に
対してであれば有効に用いることができるかといった、
事業そのもに対する理解やビジネスセンスも必要にはなってきます。
2009年に、グーグルのチーフエコノミストであるハル・バリアン氏が、
「今後10年間で最もセクシーな仕事は統計学者である」と言っていたり、
ハーバードビジネススクールの トーマス・ダベンポート氏は、
「データサイエンティストとは、高度な数学的素養を持ち、
プログラミングに長けていて、好奇心旺盛で企業の経営にも興味を持つ、
スーパースターである」と述べていることからも、
非常に注目度が高く、今後さらにニーズが高くなってくると思います。
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