皆様こんにちは。
キャリアコンサルタントの福原です。
本日は面接対策の中でも、
コンサルティングファーム独特のケース面接についてお話します。
ケース面接で出題される問題は以下のようなものです。
●日本にガソリンスタンドはどれくらいあるか
●コンビニの24時間営業は自粛すべきか
●うちの子供(小学生)を東大に入れるにはどうすればいいか…等
どの問題も、絶対的な正解がないものばかりです。
また、問題の出題から回答までに与えられる時間も
10分程度しかなく、その中で解決策を示さなければなりません。
では、なぜ面接官はこのような問題を出題するのでしょうか?
面接官はケース面接を通して、一般的に以下の点を見ています。
●どのような思考プロセス(考え方)を持っているか
●どれだけ諦めずに考えることができるか…等
ここでのポイントは、
導き出した解決策が正しいかどうかは重要視されていないということです。
面接官は、皆様がどのような考え方を持ち、
諦めずに考え抜くことができるかを見極め、
考えることが好きかを推し量ることに神経を集中しています。
これまで考えたことがない問題が出たとしても、
諦めずに対応することでチャンスを引き寄せることができます。
とはいえ、全く準備をせずに臨めるほど易しいものでないことも事実です。
事前準備としては
①現職の会社をコンサルティングする
会社が抱えている問題点を整理し、その解決のための道筋を考える。
②市販のケース面接対策書籍を熟読する
インターネットで「ケース面接 対策本」と検索をすると
約400万件もヒットします。
また、某戦略ファームのホームページでは
具体的なケース面接対策が掲載されています。(英文ですが…)
限られた時間で明確な答えのない問題を考え、
様々な角度からの質問に対応することは大変ストレスが溜まります。
しかし、上記の面接官の視点を理解して臨むことで、
チャンスをたぐり寄せることができます。
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