こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
「ニーズ」、「ウォンツ」、「デマンド」
良くマーケティングなどで用いられる言葉です。
「ニーズ」・・・充足状況が奪われている状態
「ウォンツ」・・・ニーズを満たすモノが欲しいという気持ち
「デマンド」・・・特定商品への購買能力と買う意思
一般的なマーケティングとは異なりますが、
中途採用においても同じことがいえると思います。
「ニーズ」・・・会社全体、ある部署で人材が不足している
「ウォンツ」・・・~の経験や知識がある人材を採用したい
「デマンド」・・・面接を通じて複数の候補者の中から特定の人材を採用する
我々が企業から頂いている求人に関しては、
ウォンツの状態といえると思います。
具体的なウォンツの内容については
求人票の応募要件に記載されています。
自身のこれまでの経験がウォンツをある程度満たしていれば
企業からしてみると採用したい候補者になります。
一番重要なのは『デマンド』の部分です。
企業のデマンドが複数いる場合、いかに自分を選んでもらうかです。
相手のウォンツをしっかりと理解したうえで、
例えば他の候補者との差別化として、
求められる経験、知識に加えて~~な経験、知識もある、
あるいは、経験、知識は最低限のものしかないが、
未経験な領域に対しても積極的にチャレンジするマインドや
すばやくキャッチアップする姿勢を示す、
またその具体的な取り組みなどをアピールする
といったことができると思います。
面接では他の候補者との相対比較になることもありますので、
いかに他の候補者よりも相手に付加価値を与えられるか、
ということがポイントです。
面接に臨む際には、自分を商品だと思って、
顧客に買ってもらうためにはどうすればよいか?
特にウォンツとデマンドを意識して望んで頂ければと思います。
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