皆様こんにちは。
キャリアコンサルタントの福原です。
本日は物の見方(視点)についてお話します。
2104年の年頭所感にて『勇気を持つ変革者たれ』と
社員にメッセージ送った昭和シェル会長の香藤氏。
これは、既存の石油事業の国内需要減少を受け、
社員の意識改革を促した同氏からのエールです。
その変革意識の一つに、「全体最適」が挙げられます。
国際競争力の強化が求められる昭和シェルにおいて、一部門の利益ではなく
企業全体の利益を優先した意思決定のできる人材の育成が不可欠となっているようです。
企業の組織体制は一般的に、開発部門・製造部門・
営業部門・管理部門に分類することができます。
企業として目指す目標は決まっていても、日々の業績は部門ごとに管理・評価されます。
当然、ボーナスは業績によって部門ごとに差が生じます。
このような体制では、日々の業務の中で部分最適(部門内の最適化)が優先され、
全体最適(企業全体での最適化)という視点が育まれないことは、自然なことかもしれません。
このような企業全体の最適化の担い手として、経営コンサルタントが力を発揮しています。
社内の人間では利己的な発想が拭いきれない中、第三者の立場から企業の歪みを整える力は、
今後も多くの企業で必要とされる力ではないでしょうか。
ボストンコンサルティンググループ元日本代表、ドリームインキュベータ創業者の掘紘一氏も
自身の著書にて、コンサルタントの能力として「全体最適」を実現する力を取り上げています。
このように考えると、企業のトップにコンサルタント出身者が多いことにも
納得ができるかと思います。
私自身も、日々の業務の中で「企業全体の最適化」という視点に立った
取り組み方が求められていることを再認識しました。
この視点を意識して日々の業務に取り組むことが、
コンサルタントになるための第一歩なのかもしれません。
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