皆さんこんにちは。
アクシスコンサルティングの福原です。
4月を迎え、新年度が始まりました。
日本企業では全体の20%以上が3月決算を採用しており、
多くの企業で新たな一年のスタートが切られています。
そのため、先月末より新年度に向けた採用計画のミーティングや
採用説明会が各社で開催されています。
直近のデータである2015年2月の有効求人倍率は1.15倍。
前月比0.01ポイント上昇となっています。
実際にクライアント各社の採用状況を見ても、
全体感として引き続き積極採用の企業が多い印象を受けます。
昨年よりも計画上は採用人数が減少している企業でも、
『業績自体は好調のため、良い方がいれば積極的に採用していきたい』
とのコメントが複数社から出ています。
2016年度も、転職マーケットは売り手市場でスタートしています!
【キャリアチェンジ志望の方は求人状況を要チェック】
上記の通り、売り手市場が続いている転職マーケットではありますが、
リーマンショック以降の有効求人倍率の変動を見ていると
伸び率は鈍化しており、マーケットが変化する可能性は十分にあります。
仮に変化が生じた場合でも、お持ちの専門性をダイレクトに活かした転職であれば、
引き続き選択肢は広い状況となるでしょう。
しかし、業種を変え新たな環境に身を置くことをお考えの方は注意が必要です。
中途採用は原則“即戦力採用”です。
当然、企業は即戦力性の高い方を優先的に採用したいと考えます。
そんな中、企業の採用マインドが低下した際にまず最初に影響が出るのが
『ポテンシャル採用』です。
未経験者の採用では、教育をしてから戦力となるまで一定の時間を要すので、
企業にしてみると“投資”の色合いが強くなります。
キャリアチェンジを志望している方は、関心のある企業の採用マインドが下がる前に
エントリーすることが必須ですので、タイミングをしっかりと計ることが重要です。
また、同業への転職であっても業務領域を変えたい・広げたいと思っている方も同様です。
例えばコンサルティングファームの場合、専門業界は変えずとも、
“より上流工程に携わりたい”というように、現職では経験できていない領域を
求める場合は、どうしてもポテンシャルを評価してもらう部分が増えます。
企業の採用マインドが下がってしまえばその枠は減少し、
ライバルとより激しい競争をしなければなりません。
『ゆくゆくは転職を』とお考えの方も、できるだけ情報がすぐに取れる状態をつくり、
タイミングを逃さないよう事前に手を打っておくと良いかと思います。
その点エージェントをご利用頂くメリットは多々ありますので、
ご関心をお持ちの方は、お気軽にお声かけください。
ご志向に沿ったサポートをさせて頂きます。