eラーニングによる社員研修が増加傾向。導入されるその理由とは?

東京オリンピックの影響で英語習得に関心?

2020年、東京での五輪開催が決定しました。

これに伴い、海外からの関係者、観光客の増加が見込まれています。

英語ができるボランティアも多数必要になることも手伝ってか、このところ「英語学習」に興味を持つ人が少なくありません。

eラーニングのメリットとデメリット

英語を学ぶ人が、最近選択しているのが「eラーニング」と呼ばれるオンライン学習。

これはコンピュータ・ネットワークなどを利用して行う教育システム。

遠隔地でも利用可能、時間の制約が少ない、音声・映像を取り交ぜた教材が利用できる点も大きな特徴です。

英語学習が主流ですが、受験や資格取得など、あらゆる分野で導入拡大しています。

また、社員研修にeラーニングを用いる企業は62.3%。従業員規模3,000人以上の企業では、81%が導入しているそうです。

eラーニングのメリットは、まず「自分のペースで、いつでも学習できる」点。

企業においては、講師を呼んで集合研修を行う必要がなく、コストも時間も節約できます。

デメリットは講師側との交流がリアルタイムに取れないこと。学習が一方通行になってしまう傾向がある点です。

スマートフォンの普及に伴い、さらに多様化

近年はeラーニングのシステムを開発するコンサルティング会社が増えてきています。

さらにスマートフォンやタブレット端末向けの「モバイルラーニング」にもスポットが当たっているようです。

すでにゲーム感覚で使える高校生向けの学習アプリが登場。

今後は英会話などの学習は、自宅や会社でeラーニング、外出先でモバイルラーニングが当たり前になると考えられます。

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