祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
求人の動きには、本当に栄枯盛衰を感じます。
特に思ったのが公共系求人。
自分が元々公共分野出身だったこともあるので、
どうしても興味深くチェックしてしまうのですが、2008年や2009年は
公共系の営業やSEの求人ニーズって非常に少なかったのです。
古巣ながら、NTTデータの公共の人たちや、あるいはNTTデータアイで公共案件にしか
携わってない人たち、会社がなくなったら即路頭に迷うなぁ、なんて心配してました。
実際、NTTデータグループの公共系の方とお会いしたこともありますが、
(ハンティングしたわけじゃなくて能動的に動き出した方とお会いしたのですYO)
この当時は提案できる案件も少なく、キャリア上のアドバイス以外では
なかなかお役に立つことができず。
それが今は。
公共バンザイです。
Publicフィーバー。
NTTデータでは例の事件の関係もあり、公共は苦戦中と聞いてますが、
アクセンチュア、マイクロソフト、SAPジャパン…
錚々たる外資系企業が公共系人材を求めています。
ターゲット企業に「NTTデータ」ってバッチリ書いてあったりします。
古巣の人に声かけようかと何度思ったことか。
さすがにそれはしていませんが。
NTTデータではどちらかというと余剰気味で、公共人材を金融にまわしたりしてる、
なんて話もちらほら聞きますし、公共系子会社のNTTデータアイなんかも、
公共だけでは食ってけないので、他のインダストリに手を出してるって話も聞きます。
が、外の世界では今や公共祭り。
NTTデータで余らせておくぐらいなら、他にまわした方が日本のため、本人のためなんじゃないか、
なんて思ったりしなくもないのですが、まぁ、それは飲み込んでおきましょう。
皆さんの周りに官公庁の最適化とか、公共営業とか、
転職したい方いませんか?
今はぶっちゃけチャンスですよ!