こんにちは。
電通国際情報サービスが上場企業の
国際会計基準(IFRS)対応を支援する
サービスを始めるそうです。
このサービスの特徴は、
コンサルティングと会計システム構築を一括して提供する点で、
一般的に、IFRS対応のコンサルは監査法人、
システム構築はシステム会社がそれぞれ手がける例が多く、
両方を1社で提供するのは珍しいとのことです。
同社では、コンサルとシステムを別々の会社が請け負うと、
システムの開発段階になって作り直しの作業が生じる可能性もあり、
こうしたリスクが小さい点を売りに、年間10社の受注を目指すとのことです。
すでに公認会計士やIFRS関連の資格を持つ人員で構成する
専任コンサル部隊を立ち上げており、来年度に向け現状の
約2倍の20人体制にする計画です。
そして、同社が開発・販売している連結会計用ソフト『ストラビス』と
システム構築を、IFRS対応コンサルと組み合わせて1社で提供できる
体制を整える予定です。
IFRSは2015年か16年に強制適用される可能性があり、
大企業の間では早期適用に向けて準備をする動きも出ており、
同社では、今後需要が急速に膨らむとみています。
会計領域に強い + 高いIT技術力のある
同社ならではのサービスに注目です。