こんにちは
先週、IT専門調査会社のIDC Japanが
2009年第2四半期(4月~6月)の実績、
ユーザー調査(8月実施)および景気動向などに
基づく国内製品別IT市場予測を発表しました。
その調査結果によると、
2009年の国内IT市場規模予測は11兆8488億円と、
2008年の12兆8350億円と比較してマイナス7.7%と予測されました。
その中で、ITサービス市場が前年比マイナス1.9%の5兆1257億円、
パッケージソフトウェア市場が前年比マイナス5.8%の2兆3012億円、
ハードウェア市場が前年比マイナス14.4%の4兆4219億円といずれも
マイナス成長と予測されています。
今後の見通しについては、2010年にITサービス市場のみ
前年比プラス成長に回復するそうですが、
IT市場全体がプラス成長へ復帰するのは
2011年以降になるとしています。
今後、ITベンダーは市場縮小を見越したアクションが
必要であるとしています。
企業のIT投資の合理化、効率化が重要視されていく中で、
やはり『ITアウトソーシング』、『クラウド・コンピューティング』などの
キーワードが更に注目されてくると思います。