こんにちは。
今朝の日経に
『依然、情報システムを利用する側の一般企業では、
人材不足感がある』との記事が出てました。
独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)が7日公表した国内IT人材に
関する調査結果によると、情報システムの開発を受託するIT企業のうち、
人材が「大いに不足している」と回答した企業の割合は5%と、
1年前の16.2%に比べ3分の1以下に減少。
「やや過剰」と答えた企業は13.0%と、1年前の2.6%より大幅に増えたそうです。
景気後退で情報システムへの投資を凍結する企業が相次いだことが余剰感の
強まった背景にあるとのことです。
一方で、情報システムを利用する側の一般企業では、情報システムを
管理する部門の人材が不足していて、今回の調査でIT人材が
「大幅に不足」と答えた企業の割合は17.8%に達し、
1年前の調査22.7%より減ったものの、依然高水準とのことです。
IPAの田中久也理事は
「経営者が情報システムに求める期待は高まっている」
としたうえで、人材不足を解消するため
「優秀なIT人材の流動性を高める必要がある」と提言しています。
景気回復に伴い人材の需給の偏りも落ち着いて均等化して欲しいものです。



