最近、新聞やWeb、テレビのニュースなどで、
『携帯端末向けマルチメディア放送』の記事を良く目にします。
『携帯端末向けマルチメディア放送』は、テレビのアナログ放送終了で
空く周波数を使い、携帯電話などに映画やスポーツ番組を送る放送サービスで、
来年度中にも始まる予定です。
昨日総務省は全国向けの放送インフラ事業に参入を希望する
民間各社の申し込み受け付けを締め切りました。
昨日までにNTTドコモ、KDDIの両陣営が、総務省に対し
事業計画書を提出しました。両陣営は携帯市場成熟を受け、
成長の種にしたいと考えています。
総務省は7月中にも、事業者を1陣営に絞り込む方針で、
ドコモ、KDDI両陣営のどちらかに軍配があがる予定です。
『携帯端末向けマルチメディア放送』は、ワンセグと違い、
端末に蓄積したコンテンツを後で視聴することも出来るそうです。
テレビ局やゲーム会社、映画会社などが有料または広告付きで
番組を供給する見通しです。
企業やユーザーにとって多くの可能性を秘めた次世代放送サービスに
今後も注目です。