【AXIS転職事例】単身トロントへ留学後、未経験からコンサルタントへ。日本の枠を飛び越えたからこそ気がつけたこととは?

大学で建築を学び、都市政策系の県庁職員として就職、その後まちづくりの最先端を求めて単身トロントに渡航したSさん。帰国後にアクシスを利用して、未経験から大手コンサルティングファームへの転職に成功。今回は単身トロントに留学したきっかけや、留学後にコンサルタントを志望した理由、そして日本の枠を飛び越えたからこそ気がついたことなどをお伺いしました。

大学では建築を学び、新卒で県庁に就職

―新卒で県庁に就職されています。まず、就職活動のお話から教えてください。

もともと大学では建築を学んでおり理系だったのですが、専攻分野以外にもかなり広く興味があり、文系の就活と同様に30から50社くらいを受験しました。
その後内定が複数出たものの、興味の赴くままに受けていたため業界もまちまちで決めかねてしまったんです。
そんな時、周囲の勧めもあり大学3年生の時にインターンシップに参加していた県庁を受けてみたところ、縁あって技術職での内定をいただきました。
自分の中で軸が定まっていなかったので、時間に余裕を持ち、且つ興味のある分野ができる県庁職員の道を選択することにしました。

―入庁されてからはどのような職務を担当されていましたか。

建築の技術職として、建造物の図面の審査や地域の建築法に関する諸問題の対応、また防災計画の企画立案などを行っていました。
やりがいもあり、民間企業では経験できない公益性のある中身で充実していました。

行政を飛び出し、「まちづくり」の本場トロントへ

―その後、県庁を退職し単身でトロントへ留学するという決断をされます。きっかけはどのようなものだったのでしょうか。

行政での仕事をする中で、もともと興味があった「まちづくり」により深く携わりたいと思うようになっていました。
海外に関心があったこともあり、そこでふと、「まちづくり分野の世界最先端はどこなのだろう」という疑問が浮かんだんです。
調べてみるとカナダのトロントが世界的に有名だと知り、多人種の住む現地の姿を間近に感じてみたいと思ったのが留学の大きなきっかけになりました。

―退職の決意に迷いはありませんでしたか。

当初は公務員としての仕事を続けながら現地に入るという形を模索していましたが、私が担当していた建築職では前例がなかったために、最終的に辞職を決断しました。
とはいえ周囲からの反対はなく、性格的に向いていると思われていたようでとてもあたたかく送り出してもらえました。

―どのような留学生活を送られていましたか。

退職後は単身でカナダに渡航し、ワーキングホリデービザなどを利用して通算で21ヶ月ほどカナダのトロントに滞在しました。
現地では、様々な仕事をしながら生活していました。業種は多岐にわたり、主軸にしていた高級レストランのベーカリー部門でのパン製造から、造園業、テニスのコーチ、衣装製作など、とにかく自分にできることは何でも手を挙げてやっていくというスタイルでした。

―印象に残っているエピソードはありますか。

実はトロントにいる間に、さいたま朝日新聞に寄稿していたんです。
毎月ローカル情報をテーマにした「きままにトロント語り」と題したコラムを執筆していました。
写真も文章も、現地に密着してテーマを一から自分で考えるというもので、毎月締め切りに追われながらも「トロントはこんな場所なんだ!」というのを一生懸命伝えようとしていました。
編集長にとてもお世話になり、本当に楽しんでやっていましたね。
自分が暮らす海外の情報を収集して自分なりに工夫して表現するという、素晴らしい経験でした。この活動をきっかけに広がる出会いの輪にも恵まれました。

―留学前と比べ、ご自身に変化はありましたか。

留学してから、人間として大きく考え方が変わりました。
現地では個人がトロントに集まり、共通言語である英語を使用して生活しているだけで「外国人」という発想がないんです。
「日本と全く違うな」という印象だったのと同時に、日本はこうあるべきなのではないかと感じたのが印象深く残っています。

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帰国後、コンサルタントへの転職活動を開始

―その後帰国され、アクシス経由でコンサルタントへの転職活動をスタートされます。コンサルタンティング業界を目指された理由は何だったのでしょう。

当時はそのまま海外で職を得るという選択肢もありました。ですが、長期的なパスとして見据える決定打がなく、日本への帰国を決めました。

コンサル業界には、トロントで出会った人の中にコンサルタント経験者の方が多くいたこともあり、帰国前から興味を持っていました。
それを踏まえて転職後のビジョンを考えていくと、やはり「まちづくり」から人間に関わりたいと感じていたんです。

まちづくりは分解していくと、まずは人がいて、その先に人が集まって出来上がる空間があり、それぞれに人格があります。
同じように人が集まり組織される法人も「人格」としてみると、まちに対して企業の方針を考えるようなコンサルティング業界か、もしくは社長やトップに働きかけられるようなヒューマンリソースが面白いのではないかと思えたので、その二軸を平行して探し始めることにしました。

―転職活動はどのように進められましたか。

まずコンサルティング会社を絞る段階でも「まちづくり」を外したくなかったので、公共系のプロジェクトに実績のある企業を志望していました。
それまで志望企業に関してはネットで調べた知識程度だったため、アクシスに登録してから担当の方と一緒に見ていきました。

―対策や準備で苦労されたことはありましたか

選考対策は、担当の方に用意してもらった資料で準備を進めたくらいで、独自ではこれといって何もしていませんでした。
特に難しいと感じることはなかったのですが、一旦公務員を辞めたり海外留学したりと、経歴がかなり特殊だったので、これまでの自分の経験と決断の理由に一貫性のある説明を組み立てることに注力しました。
その甲斐もあって、転職活動自体はスムーズに進みました。

コンサルタントとしてのキャリアをスタート

―ご転職先に大手コンサルティングファームを選ばれました。決め手は何だったのでしょうか。

まず、公共部門のプロジェクトで実績があったことが決め手になりました。
また、社員の方々の人柄がものすごくよく、「自分の仕事を楽しんでいる」と感じたことが後押しになりました。
入ってみると思ったよりもさらに真面目な方が多く、一生懸命仕事をしているなという印象です。
当初の印象通り人当たりの柔らかい方が多く、雰囲気はとても良いですね。

―現在の職務について教えてください。

現在は公共インフラ関係の業務最適化を推進しています。
道路会社と鉄道会社といったクライアントに対し、膨大な規模のインフラやモノを管理するシステムの現在と未来の問題に対する最適化を、上流工程と呼ばれる概念的な方面から進めています。

―前職と共通する部分はありますか。

業界的な用語など、共通点も多いという印象です。
しかし業務に対するアプローチは180度違い、内部から見るのか外部から見るのかという点では全く異なります。
外部であるコンサルティングでは、内部のシステム構築をする段階では気にならない細かな業務工程数なども明らかにするので、全く違った視点を経験できて非常に面白い部分でもあります。

―未経験からの転職で、苦労されている点はありますか。

今のところ、比較的スムーズに適応できており、ギャップなどで苦労している点はありません。
ただ大きく違うのは、まずプロジェクト単位での仕事であることでしょうか。
特に工程管理に対して詳細に詰める部分に関してはこれまで経験したことがない進め方なので、とても新鮮に感じました。
同時に、前職を含めた他業種でも通用する良いやり方であると感じています。

―今後のご自身の展望を教えてください。

せっかく留学したので、経験を活かし海外にまた是非行きたいと考えています。
現在は北米などの先進国に対するアプローチに興味があるので、仕事として時間をかけてじっくり進めていければと思います。

―最後に、転職をお考えの方にぜひメッセージをお願いします。

とにかく「何でも」やってみることに尽きると思います。
私自身、様々な職業を経験してきたため「何でもできるね」と言われることも多いのですが、その度にどちらかといえば「何かをやってみようとする人」が少なすぎるだけなのではないかと感じます。

留学をして気がついた点でもあるのですが、器用であるなしに関係なく何でもかんでもトライして、できることを増やしておかないと「掴めるチャンス」はやってきません。
私の場合も、建築を含め今まで日本でやってきたことが全て繋がったなと思えたのが、周囲に「自分はこれができる」ということを発信し続けたトロントでの留学生活でした。

建築を学んでいたことで造園業を、また飲食店での調理経験もあり個人的にパンづくりが趣味だったことからレストランの立ち上げに一から携われた、といった形でどれも日本でまず経験がないと絶対にできないことばかりでした。
「やり方を知っている、技術を持っている」というのは生活でも仕事でも、語学以上に大きな武器になります。
ぜひ先入観を持たずに、楽しく生きる上での経験と考えて新しいことをはじめてみてほしいなと思います。

また、コンサルタントへの就職にフォーカスすると、自分の場合には、転職活動を始めた時に結果的に転職できなくても良いと考えていました。
全員に当てはまるとも限らないのですが、そのくらいの気負いすぎないマインドの方がいい結果につながりやすいのではないかと振り返って感じます。
コンサルタントという職種の性質上、「とにかく頑張る」というような勢いで就職してしまうと、すぐに力尽きてしまいそうですしね。

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