御社が得意とするコンサルティング領域・業界についてお聞かせください。
アクセンチュアは、経営コンサルティング、テクノロジーサービス、アウトソーソングサービスをワンストップで提供する世界的先進企業。コンサルティング会社は世界中に多々ありますが、戦略立案・システム構築・アウトソーシングまで一社完結で、しかも世界的なレベルで提供できる企業は他にありません。
また、フォーチューン誌発表の「フォーチュン・グローバル500」の約4分の3以上の企業に、ビジネスパートナーとして選ばれています。また、主要なお客様のうち、99社とは5年、87社とは10年を超えるお付き合いをしています。
日本企業は今、真の世界企業へと成長するための挑戦を始めています。官公庁・行政の案件も増えています。「日本を強くしたい」という熱い思いで、新しい取組みに挑戦し続けています。
他ファームとの差別化ポイントについてお聞かせください。

前述したとおり、戦略立案からシステム構築、アウトソーシングまで一社完結で行い、グローバルでクライアントにサービスを提供できる優位性があります。
アクセンチュアにはお客様に一貫したサービスをご提供できる理由があります。それは豊富な実績に基づいた方法論を適用できるからです。
アクセンチュアにはこれまでの経験やノウハウを蓄積し、最新の技術や開発手法を取り入れたアクセンチュア・デリバリー・スイート(方法論、標準アーキテクチャ、ツール群)の整備を進めています。さらにシステム開発のアプローチを標準化することで、プロジェクト期間中のリスク、コスト、品質、タスク、工数などを適切に管理しています。
また、全世界に展開しているグローバル・デリバリー・センターと協力して、低リスク、低コスト、高品質のオフショア開発を行っており、様々なニーズに対応できることも特徴のひとつです。
御社のカルチャー、社風についてお聞かせください。

アクセンチュアほどメンバーの成長に手厚い企業は類をみないのでは?
それはトレーニングプログラムが非常に充実しているからです。国内トレーニング、海外トレーニング、オンライン・トレーニング、OJT、勉強会という五つに大別される教育プログラム。2008年の実績では社員一人あたり平均76時間ものトレーニングを受けています。コンサルティングを通じて価値を提供する当社では、"商品は個々人の能力"です。ヒトを磨くトレーニング・プログラムが充実しているのは当然といえば当然ですが。もちろん、ヒトを磨くのは、やはりヒトです。現場での「人の育成」にも重点を置いています。
また、女性が働く環境の整備にも力を入れていて、Women Initiativesというプロジェクトが進行していますが、アクセンチュアは女性社員にとってより働きやすい環境を常に目指しています。男性とまったく平等な仕事・責任・ポジション・評価を維持しながら、出産・育児・出産後の再雇用等のフォロー整備を進め、いつまでも女性が最高のパフォーマンスを発揮できるための職場環境を実現しています。また、育児と仕事の両立をサポートするワークスタイルを多様に揃えています。
御社の求める人物像をお聞かせください。
第一にセルフ・スターターであること。第二にキャン・ドゥ・マインドの持ち主であること。第三にオープンでフラットな感覚の持ち主であることが挙げられます。
アクセンチュアでは世界共通語となっている「Talk Straight」。1年目の新人も、10年目のベテランも、上下なく発言し、議論しあう事。電子政府や、CRMなど、当社には社外からもその分野のトップと認められる社員が在籍していますが、どんな新人でも国境を越えて気兼ねなく意見を求められます。
こうした反面、このような環境化で成長できるのは、"待つ人"ではなく"自分で動く人"。何をすればよいですか?ではなくて、これをやってみようと思います、と自ら能動的に動ける人が存分に活躍できる場です。未知なるものや変化に対して、ポジティブな発想と行動を取るキャン・ドゥ・マインドの持ち主にとってみれば、絶好の環境です。また、意思を持ち、自分の意見を明確に述べることができる資質を兼ね備えている人材にとっても、最高の成長環境といえると思います。
御社で活躍されているコンサルタントの方々はどのようなバックグラウンドをお持ちですか。
バックグラウンドは様々で、まさにダイバーシティを実感できます。競合で活躍されている方はもちろん、事業会社で活躍している方、IT企業で活躍している方等、多様なバックグラウンドの社員が活躍しています。