現場第一主義をモットーに中小企業のコンサルティングを行っている株式会社船井総合研究所。同社の魅力についてお伺いした。
御社が得意とするコンサルティング領域についてお聞かせください

株式会社船井総合研究所は船井総研グループの中核としてコンサルティング事業を中心にサービスを展開する企業で、クライアントのメインは中小企業です。日本には数多くの中小企業が存在しますが、その大半は、経営者自らの自己資産で経営しています。非常に厳しい市場競争の中でぎりぎりの経営をしている会社も多数ありますので、その会社が、経営判断・資金繰りなどの判断を一歩誤るだけで、忽ち経営危機に陥ることもあります。
そのような中小企業の経営者が求めることは、会社の「在るべき姿」よりも、すぐに効果が表れる「やるべきこと」です。船井総合研究所のコンサルティングは、まずは、「どうしたら、すぐに業績を上げられるのか」、そのノウハウを経営者に提供し、経営者と膝を突き合わせて業績アップの施策を考え、実際に行動に移してもらう。
その結果、経営に関する当面の心配がなくなり、今後の事業拡大に関する投資が可能になったところで、月次支援型のコンサルティングを展開していくという流れでお客様を支援していきます。
船井総合研究所では現在、約100業種に専門特化したコンサルタント部隊が活躍しています。
中でも住宅や不動産関連、アミューズメント関連、弁護士や会計士などの士業関連のコンサルタント部隊に関しては、日本でもトップレベルの質はもちろん、最大規模のコンサルタントを抱える会社となっています。
業界別に専門のコンサルタントを擁して独自性のあるコンサルティングサービスを深めていき、業界ごとに実務的かつ効果的な提案を行えることが、我々の強みです。
今後は、業種ごとに日本一レベルのコンサルタント集団になることを狙いつつ、提供できるコンサルティング領域(業界やテーマ)も倍増させていきたいと考えています。
他ファームとの差別化ポイントについてお聞かせください

船井総合研究所の差別化ポイントについて言えば、現場第一主義が挙げられます。「すべての答えは現場にある」という考えに基づき、コンサルティングを行います。収益源泉は現場にありますので、現場に対してコンサルティングを行わないと収益は向上しません。現場に対して徹底したコンサルティングをすること、またそれができているところが船井総合研究所の強みであり、他ファームとの明確な違いだと思います。
また、戦略を提案するだけではなく、実行・支援まで含めて経営者の事業展開のお手伝いをするのも、他ファームとの違いと言えます。お客様である中小企業に対して、戦略を提案しても、実際に落とし込む段階になると、リソースがないなど様々な阻害要因が出てくるものです。船井総合研究所は、戦略を上手く実行できるように噛み砕いて説明し、実行・支援まで支援します。お客様は、現場で実行・実戦できるノウハウを求めているのです。そのノウハウを提供できるのが船井総合研究所なのです。
御社で働く魅力を教えてください

船井総合研究所で働く最大の魅力は、オーナー経営者とともに事業を推進できることです。船井総合研究所という看板を借りて、自分で事業をやるようなイメージを持って入社頂くとその魅力が分かると思います。
船井総合研究所のクライアントは、業界・業種も多岐に渡っています。そのようなお客様に対して、コンサルタント自身が、自分の目標と達成の手段を定め、実行に移すことができるのが船井総合研究所なのです。経営者と膝をつきあわせて日々仕事をするので、あたかも自分自身が事業を推進するつもりで仕事を進めないと中小企業のコンサルティングは上手くいきません。
現場に行くことを繰り返し、何千というケースを学ぶことで、自分自身がやりたいことを達成できるのです。また、それを支援するリソースが船井総合研究所にはあります。最新の情報・ノウハウを持ったコンサルタントが知恵を出し合うことで、新しい事業を創出していくことが可能となります。非常にマーケティング志向の強い会社ですので、事業をプロデュースしていく感覚を得ることができるのも船井総合研究所で働く魅力の一つでしょうか。
また、船井総合研究所では2014年7月、持株会社体制へ移行し、新たな成長ステージに向けてグループ全体の成長を加速させています。その一環として2010年から主催するグレートカンパニーアワードは23社の企業様を表彰させて頂くことでその意義、知名度は高まっています。また、船井総合研究所自体もグレートカンパニーとしての存在感を高めており、グレート・プレイス・トゥ・ワークでは5年連続で日本のベストカンパニーに選出頂きました。船井総合研究所は今後も、グレートカンパニーを目指すとともに、クライアント先のグレートカンパニー創りを支援していきます。
御社が求める人材像を教えて下さい

船井総合研究所は、目的意識をきちんと持ち、何をしたいかが明確な方を求めています。
「船井総合研究所を理解し」、「船井総合研究所に入って何をやりたいか」これがポイントです。やりたいことをやるための課題解決力、実行力、事業プロデュース力、これらを兼ね備えた方が理想です。