株式会社アイ・エス・ビー インタビュー

株式会社アイ・ビー・エス

「卓越した技術とサービス」の経営理念の元、長年にわたり携帯電話関連のソフトウェア 開発に注力してきた、アイ・エス・ビー。新たなビジネス展開を行うべく、第4世代向けのさまざまな要素技術の研究やビジネスモデルづくりを進めている。
次世代の無線技術として期待される「コグニティブ無線」この研究開発における同社の魅力について第二事業部新横浜システム3部の奥口哲也氏にお伺いした。

奥口様の御社でのご経歴についてお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー 第二事業部新横浜システム3部の奥口哲也氏

前職は事業会社にてシステムエンジニアとして主に自社用のシステム運用、保守に携わっていました。私としては、システム開発に興味があったので専門的にシステム開発をしている会社に転職をしようと考えました。そんな中、たまたま参加した転職セミナーで当社を知ることになりました。そのセミナーの担当者に、会社概要や、通信機器系のソフトウェアの開発に強い会社であることを細かく丁寧に教えてもらい、興味を持ち入社することになりました。

入社当初は、電話専用回線基地局のソフトウェアの開発や、衛星系のソフトウェアの開発に携わっていました。その後、無線周波数再編に伴う次世代無線技術の研究開発を行っているコグニティブ無線開発グループに参画し、そこから今まで約5年間この領域に携わってきています。現在は、日本人8名の研究開発リーダーを担当しています。

当部署は、元々大学で研究して入ってきたというより、入社後に無線プロトコルの仕事をしてきた社員の集団なんですね。ですので、私も元々無線、通信などの開発経験・知識はなかったのですが、社員のみんなに丁寧に教えてもらえたこともあり、早期にキャッチアップすることができましたね。

コグニティブ無線とは?

株式会社アイ・エス・ビー 第二事業部新横浜システム3部の奥口哲也氏

コグニティブとは英語で認知する、認識するという意味です。端末や基地局などが周辺の電波をスキャンして、その状況に応じて利用する無線システムや周波数を切り替えて通信するという技術です。

簡単に言いますと、『電波を効率よく使いましょう』という技術ですね。現在の逼迫した電波利用状況の中では、より高速、大容量で高品質な無線通信を可能にするために、電波資源をより有効かつ効率的に活用することが求められています。その実現のために、商用化をにらんだコグニティブ無線技術の研究開発が世界的に進められ、電波の効率的な共同利用のための要素技術として、注目を浴びています。

コグニティブ無線における御社の優位性をお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー ロゴ

コグニティブ無線技術において世界で始めて製品化に成功した独立行政法人情報通信研究機構様へのソフトウェア部分の開発実績で信頼を得ている点や、アメリカの電気・電子分野における学会であるIEEE-1900.4ワーキンググループのボーティングメンバーとして2ヶ月に1回ほど国際会議に参加するなどして、コグニティブ無線分野の最先端の技術を研究・開発している点ですね。IEEE-1900.4ワーキンググループは、当該分野の国際会議の主催や論文誌の発行、技術標準の策定などを行っています。

数多くある通信業界企業の中から当社が独立行政法人情報通信研究機構様との関わりやIEEE-1900.4のワーキンググループに参加を行っているのは、これまでに携帯電話の通信プロトコル開発や携帯基地局開発・製品化に実績があったからこそです。

IEEE-1900.4仕様を熟知している会社は数が少なく、当社が最先端を進んでいます。因みに、IEEE-1900.4の国際会議が海外で行われることもあり、この前もシンガポールの会合に出席してきました。

当社のコグニティブ無線に携わる部署は、日本人が40名、ベトナムで40名くらいいますので、実質80名体制です。ソフトウェア企業でここまでの体制を整えている企業はそう多くは無いと思います。今後、研究開発から商用化へシフトしていく中で、更に人員強化をしていく予定です。

今後の目標、ビジョンについてお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー 第二事業部新横浜システム3部の奥口哲也氏

先ほどお伝えしましたが、今後は研究の段階から、商用化・ビジネス化へシフトしていこうと考えています。具体的には、IEEE-1900.4仕様の標準化を推進し、商用化で使えるレベルまでひきあげて、ハードウェア会社の端末への導入や、自社での事業化などを検討しています。とにかく、この分野は未だ誰もやっていませんので、私たちは大きなチャンスと捉えています。これからビジネスプランをしっかりと固めて、未来を切り開いていきたいですね。

また、コグニティブ無線技術は2種類あり、既存の無線システムを状況に応じて切り替えて利用する方法と、もうひとつは、使われていない周波数帯を使って通信しようとする方法です。例えば、テレビの周波数を有効活用したり、WiMAXを使用していない地域などでは、その周波数を使って、通信をするなど。この分野はハードウェアの課題や、電波法などの改正の問題などもあって、まだ研究の段階なんですよね。こちらも力を入れて、形にしていきたいと考えています。

御社の求める人材像をお聞かせください

当分野が、研究フェーズからビジネスフェーズへ移ってきている背景もあり、現在の当社の求める人物像としては、技術力もそうですが、アイデアを積極的に出せる人、ビジネスのアイデアを出せる人がフィットすると思いますね。与えられた仕事を黙々とする人ではなく、こういう風にすると良いのではないか、ああするともっと良くなるのではなど、積極的にアピールできる人であれば、活躍出来るフィールドがあると思いますよ。

御社を受けられる方へのメッセージをお願いします

株式会社アイ・エス・ビー 第二事業部新横浜システム3部の奥口哲也氏

当社は良いアイデアや企画であれば採用されるチャンスが大いにあります。ですので、ご自身で持っているアイデアをどんどん出して、形にしていきたいという方には最適な環境があると思いますし、やりがいを感じながら仕事が出来ると思います。

IEEE-1900.4のワーキンググループの定期ミーティングなどで最新技術がどんどん入ってきます。ご自身の努力次第で、海外に行くチャンスもあります。今、当社にとってコグニティブ無線領域はとても面白い分岐点に来ていますので、興味、関心をお持ち頂いた方は、是非一緒にコグニティブ無線ビジネスを拡げていきましょう!!

◆ 営業企画推進部の吉田昌平氏

「卓越した技術とサービス」の経営理念の元、長年にわたり携帯電話関連のソフトウェア 開発に注力してきた、アイ・エス・ビー。数多くのキャリア、メーカーに対応した端末(2.5G、3G)のソフトウェア開発実績を持ち、特にイギリスのシンビアン社とプラチナパートナー契約を結ぶなど、Symbian OSで先駆的事例を築いてきた同社の魅力について営業企画推進部の吉田昌平氏にお伺いした。

吉田様の御社でのご経歴についてお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー 営業企画推進部の吉田昌平氏

高卒、未経験中途入社です。当社に入社して20年になります。最初に携わったのは交換機の中間処理CPUのプロジェクトでしたね。これは交換機の中の上位処理や、端末処理を中継するCPUに関するツールの開発や、電話機自体の制御などの開発をしていました。

次に、海外系のPHS基地局の開発プロジェクトに携わりました。これは、海外でインフラの無い国のために、すべて無線で電話インフラを作るプロジェクトでして、これを通じて、無線技術を覚えることが出来ました。

その後に、PHSの端末、データ端末の開発に携わり、これが3G化するということになり、コンシューマ向け端末の業界の仕事になってきました。そのときはじめてSymbianに関わることになり、今に至るまでずっとこの領域に携わっています。

Symbian OSとは?

株式会社アイ・エス・ビー 営業企画推進部の吉田昌平氏

イギリスのPSION(サイオン)社が開発した携帯電話専用のリアルタイムOSです。

最大の特徴は消費電力を最初から意識しているため、電池の持ちが良い点、テレフォニーといわれる機能についてのプロトコルを積みながら、UIについて、サイズや作成面で携帯電話用という前提で作られているという点ですね。したがって、Symbian OSは、Windows端末、Linux端末よりも操作性・反応という意味でも他のOSよりも優位性を持っていますね。

2008年6月に各モバイル端末ベンダーとアプリケーションプロバイダとで構成されるSymbian Foundation(Symbian財団)を創設し、Symbian OSを オープンソースライセンスのもとで一般公開することを発表しました。

Symbian Foundationは今年の6月、日本の活動拠点としてSymbian Foundation Japanを開設しました。当社もそのメンバーの一員となり、Symbianプラットフォームの普及と利用促進に向けた活動をしながら、ビジネスを盛り上げていこうと思っています。

Symbianにおける御社の優位性をお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー 営業企画推進部の吉田昌平氏

当社はSymbianが10年前に日本に進出したときから取り組んでいます。10年に及ぶ経験はいわば、日本におけるSymbianの成長の歴史は当社の技術力があってこそ、言い換えてもいいと思いますね。その要因としては、当社はもともと組込みに強みがあり、試験や性能の部分においてもOSの品質、性能をブラッシュアップする高い技術を持っていたことですね。この点は日本でも、世界でもトップベンダーであったと思いますね。

当時、日本でSymbianを知っているのは、私を含めて3、4人くらいでした。SymbianのメンバーよりSymbianの経験が長いですね。(笑)

私は日本の電話の事情やキャリアの特徴も知っていたので、日本の特殊性を海外のベンダーに伝えることがプロジェクト成功の秘訣だと考えていました。

私は、先ず海外ベンダーと一緒に遊びにいったりしながら、日本文化を理解させることから始めました。日本に来たのなら日本語を話しなさい、と言うこともしつこく伝えていきましたね。(笑)

そして、欧米人にとって携帯電話は電源入れてから起動を待つ、不具合で止まっても電源再投入で動けば良いと考えているのに対して、日本人にとって携帯電話とは、起動は速く、不具合なく動いて当たり前と考えており、重要視している点は、メールが早く打てる、ブラウザが早く見られる、電話で話している途中で切れないなどであることを伝えました。こういった内容を徹底的に彼らと打ち合わせをしながら、『日本人が欲する携帯電話』を理解させました。また、当社はSymbianのトレーニングパートナーとしてSymbianのディベロッパーを増やす活動もしていました。そういう意味で、ディベロッパーの増加がマーケットの拡大につながるという基本理念のもとに活動してきたこともあり、ドコモ様や、ノキア様などを中心に拡がることに繋がりました。Symbian OSが、ここ10年で一番伸びたOSと言われる背景に、当社の貢献があると考えています。

今後の目標、ビジョンについてお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー ロゴ

Symbian OSはオープンソース化になることで、社会に貢献していこうというスタンス、いわば第二フェーズに入ってきたと言えます。当社は独立系の優位性を活かして今あるいろいろな技術の中で、当社の技術力と知識からアイデアを出し合って、新しくビジネスを作っていこうと考えています。いわば社会的使命ですね。例えば、自宅のハードディスクで録画した動画を携帯電話で見ることができたり、介護福祉関連であれば高齢者の部屋にカメラを付けて、15分置きに画像が送られてくるとか、災害時に監視カメラ周辺を映し出したりなど。私たちは今ある技術をいろいろな分野で応用できると考えています。当社にとって、オープンソース化はやりかた次第、つまり新しいことを発想できるかどうかで、アゲインストではなく、必ずフォローになると捉えています。そして、それらを具体的にビジネス化することで当社の事業を発展させることに繋げていきたいと考えています。

御社の求める人材像をお聞かせください

マーケット全体を見ながら、どう技術を活かしていけるかという視点を持って、日々、何か面白いことはないかを考えているような人が良いですね。

技術を追求している人でも、当社で自分の技術がどう活きるのかを考えられる人が重要です。なぜなら、今は技術だけではモノは売れないからです。そこにアイデアないと売ることはできません。たとえば洗濯機に例えると、昔は2個のドラムがあり、全自動に進化し、いまでは斜めドラム型になりましたよね。これは正に誰かやってみないとわからない発想から生まれた進化です。こういった発想がソフトウェアにももっと出てこないとだめだと思いますね。ソフトウェアの作り方ではなくで、ソフトウェアをどう使うのか、これにはある種遊び心が必要となりますね。

また、コミュニケーション力も大切ですね。ひとりで黙々と開発できる仕事はありませんので、いろいろな人間とディスカッションが出来ることが重要ですね。

その他、個性はいろいろあっていいと思います。私も個性は強いほうですから。(笑)私の部は全体的に個性的な人が多いのですが・・・(笑)

御社を受けられる方へのメッセージをお願いします

あまり一般には知られていませんが、今のFOMAのソフトウェアは、我々が作りこんだソフトウェアが多いです。国内の携帯機種最大6社の内5社に当社は参加しました。その中で新しい機能やUIの提案もしてきています。当社は、常に新しいことを考え、企画し開発してきました。こんなことしたいのだ!という熱い思いを持っている方には、当社は最適な環境だと思います。私たちは楽しく仕事をするのをモットーにしています。これは楽しくなければ新しいアイデアは生まれないからと考えているからです。私たちと一緒にアイデアを出しながら新しいモノ作りをしていきましょう!!

◆ 営業企画推進部の岩井一裕氏

「卓越した技術とサービス」の経営理念の元、長年にわたり携帯電話関連のソフトウェア 開発に注力してきた、アイ・エス・ビー。そんな同社の豊富な経験とノウハウを活かし、さらに新しいステージへ進むための最適かつ魅力的なプラットフォームであると確信し、注力している分野がAndroidである。どこよりも先駆け、Androidの可能性を活かして世の中にイノベーションを発信している同社の魅力について営業企画推進部の岩井一裕氏にお伺いした。

岩井様の御社でのご経歴についてお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー 営業企画推進部の岩井一裕氏

当社に入社後、20代はシステムエンジニアとして携帯端末の開発に携わってきました。携帯メーカーの受託系開発を中心に、例えば、NTTドコモ社のFOMA第一号機種の開発など、いろいろな開発に携わることが出来て、今振り返ると貴重な経験を積んできたと思いますね。

そんな中、2008年2月にスペインで開催されているモバイルのイベントに参加した際、世界ではAndroidが盛り上がっている、ということを知りました。帰国後、Androidの内容を盛り込んだレポートを提出したのがきっかけとなり、会社から、じゃあAndroidについてもっと調べてみろ、という話になったんですよね。(笑)

当社では原則、手を上げた者が責任を持って行動する、とうい社風もあるため、それではやってみよう、ということになりました。

Androidとは?

株式会社アイ・エス・ビー 営業企画推進部の岩井一裕氏

Androidとは、2007年11月にグーグル社が中心となり設立した規格団体 OHA(Open Handset Alliance)が発表した、携帯電話・スマートフォン用のソフトウェアのプラットフォーム(OS)です。

2008年10月にはT-Mobile社より、世界初のAndroidを搭載したスマートフォンが全米向けに発売されました。日本では、2009年7月10日にNTTドコモ社より発売されました。

Androidの大きな特徴としては、一言で言うとオープンソース、尚且つライセンスフリーである点ですね。それまで携帯電話、スマートフォン向けのOSはたくさんありましたが、オープンソースとしては初めてでした。しかも、世界に名だたるグーグル社が中心になって開発したということは、我々携帯電話開発の中心となっていた人間にとっても大きなインパクトを受けましたね。

Androidにおける御社の優位性をお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー ロゴ

当社が本格的にAndroidに取り組み始めたのは2008年6月からです。当初は私含めて、2名のチームで立ち上げたんですよね。当社のAndroid取り組みの最大の特徴としては、いわゆるソフトウェア業界の下回りと言われる、ドライバーや、ハードウェアに近いミドルウェアの部分でのAndroidの対応に力を入れて行ってきた点ですね。今はT-MobileやNTTドコモの携帯端末にAndroidが搭載されていますが、当然、今後はその他のメーカーの携帯電話やスマートフォンでも開発が進んでいくことになるでしょう。また、携帯電話や、スマートフォン以外でも、カーナビ、デジタルフォトフレーム、テレビ、セット トップ ボックスなどの製品にAndroidを搭載することも可能になってくると考えられますよね。私たちは、他社が行っていない分野に可能性を見出し、当社の強みを活かしていこうと考えました。そういう時に必ず必要になってくるのが、Android搭載の携帯電話をこのハードウェアで作る、Android搭載のカーナビをこのハードウェアで作るなど、いわゆるソフトウェアの下回り部分になるんですよね。共通で使えるAndroidソフトウェアはありますが、どうしても下回りに関しては、ハードウェアに合わせた作りこみをしなければいけません。

当時私たちがその活動を始めた時はお客様からそういったリクエストはありませんでしたが、いずれは各社がAndroidを使って携帯電話などを開発する際は、必ずそういった下回りの作業が必要になるだろうということを見越して、他社に先駆けて行うことにしたんですよね。

ハードウェアのボードを持ってきて、Androidを搭載して、さらにGPSやデバイスなどを付けてカメラで撮影するなどして、お客様にプレゼンなども行ったりしましたね。2008年7月のワイヤレスジャパンでは実際にAndroidを移植した携帯電話を動かしているところを来場者に見せました。その分野に関しては当時、日本では当社を含めて数社しかやっていなかったので、お客様やメディアから注目はかなりのものでしたね。

現在は、今まで溜めてきたAndroidに関しての知識・ノウハウを生かして、商用化サービスとして、Androidで製品を開発したいお客様に対して、ソフトウェアのあらゆる部分でサポートを提案・実施しています。

今後の目標、ビジョンについてお聞かせ下さい

株式会社アイ・エス・ビー 営業企画推進部の岩井一裕氏

Androidを使って効率的に、コストを抑えた形で、新しいサービス、新しい製品を提供していきたいですね。実際、Androidを使えばいろいろな可能性を見出すことができるんですよね。例えば現在、携帯電話、テレビ、カーナビなどに入っている組込みのソフトウェアはいずれも関連性はなく、それぞれのデバイスにエンジニアの皆さんがフルスクラッチで開発するなど莫大なコストもかかっているのではないでしょうか。最近は携帯電話や、カーナビや、テレビはネットワーク化し、いろいろなデジタルデバイスが相互に接続するなど、同じ方向に向かってきています。ともするといままで別々に開発していた部分に関して、Androidを使うことである程度共通(例えばブラウザは同じものを使えるなど)部分が出てきて効率的に開発することに繋げることが可能になるんですよね。しかもライセンスフリーなので開発コストも下げることが出来ます。そういった投資を下げつつ、今世の中に無いものを生み出していく。Androidは、そういったことが出来るプラットフォームだと思いますね。

また、Androidは、グーグル社が莫大な投資をして開発したものなので、面白いことが出来るように作られています。ネットワークや、クラウドサービスや、いろいろなWEB系にアクセスするなど、今までなかった新しいサービスを生み出すことが出来やすいようなアーキテクチャになっているんですよね。私たちはアイデアを出し合い、Androidを使って今までなかった、皆さんがハッピーになる新しい製品の開発や新しいサービスをエンドユーザーの方に届けたいと考えています。

ご存知のとおり、現在、私たちは新しい「もの作り」を始めるには非常に厳しいビジネス環境の中にいます。しかし、ソフトウェア企業の宿命はもの作りです。世界中の人々の役に立つような新しいイノベーションの追求を止めては絶対にいけないと思っています。Androidを通して、少しでも効率的にそのようなもの作りを進めていけたら良いですね。

御社の求める人材像をお聞かせください

株式会社アイ・エス・ビー 営業企画推進部の岩井一裕氏

技術的な部分ですと、JAVA、C言語の開発経験や、組込みLinuxの経験者となりますね。ご人物面では、今あるオープンなものを使ってお客様が要望したものを作るのではなく、これとこれを組み合わせて新しいものを作り上げるなど、いろいろなアイデアを出して形にしていくことに面白みと熱意を持っている方がフィットするでしょう。また、当部門では、仕事で携わっているからではなく単純にAndroidが好きという人が多いんですよね。だからこそ面白いと感じながら仕事をすることが出来て、色々なアイデアも出てくるのだと思いますね。ですので、技術力があるだけでなく、Androidに対しての好奇心・興味をお持ちの方と一緒に仕事がしたいですね。

御社を受けられる方へのメッセージをお願いします

私たちは、アイ・エス・ビーが持っている技術とAndroidを使って新しいモノを作り、世の中をハッピーにしたいと考えています。私たちに共感していただける方は是非一緒に世の中に新しいイノベーションを発信していきましょう!!

企業情報

社名 株式会社アイ・エス・ビー
所在地 東京都品川区大崎5-1-11 五反田ISビル8F
設立 1970年 (昭和45年) 6月
代表取締役社長 若尾 逸雄
資本金 14億4,060万円(2008年12月31日現在)
売上高 12,620百万円 (2008年1月〜2008年12月)
経常利益 236百万円 (2008年1月〜2008年12月)
従業員数 813名(2009年7月31日現在)
決算日 12月31日
事業内容
  • ソフトウェア開発事業
  • システム構築コンサルティング事業
  • システム・オペレーション・サービス事業(アウトソーシング含む)
売上構成
  • 通信制御(モバイル系)ソフトウェア開発 59.1%
  • 流通、製造系ソフトウェア開発 17.0%
  • フィールドサービス 13.6%
  • 金融系ソフトウェア開発 10.0%
  • その他 0.3%
待遇・福利厚生 昇給年1回、賞与年2回、交通費全額支給、各種社会保険完備、諸手当(技術認定、役職、残業、家族 他)、社員持株会制度、カフェテリアプラン、共済会
勤務時間 フレックスタイム制(コアタイム10:00〜15:00)
標準勤務時間8:45〜17:30(標準労働時間1日7時間45分)
休日休暇 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、
年次有給休暇(初年度20日)
特別休暇(慶弔・結婚・出産・産休・公傷)など、育児・介護休暇制度有り
※年間休日121日
採用プロセス 書類選考→一次面接(現場責任者クラス)→二次面接(人事部長)、筆記試験→内定
会社の特徴 株式会社アイ・エス・ビーは、1970年(昭和45年)6月、汎用系・業務系システム開発及びシステム運用を中心とした情報サービス企業として創立して以来、社会と産業の高度情報化、IT革命の進展とともに、成長を遂げてきました。中でも移動体通信分野の発展性にいち早く着眼し、同社事業の柱とすると共に、長年の知識と経験を駆使し、現在のモバイルコンピューティングの発展に貢献してきました。
「卓越した技術とサービス」を社是に掲げています。
同社はこれらのニーズに応えるべき優秀な人材と技術力を提供するために日々研鑽に努め、常にお客様の満足するサービスの提供を目指しています。また、ソフトウェア産業の空洞化に適応できる体質作りとして、ベトナムに進出し、価格競争力を強化するなど、グローバル化も推進しております。

アクシスコンサルティングは、
プライバシーマーク使用許諾事業者として認定されています。


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