ユーザー系の神戸製鋼所から受け継いだモノ作りや品質へのこだわり、メーカー系の代表格IBMが持つ優れたITノウハウを融合させ、相乗効果を発揮するコベルコシステム。高度なシステムの企画・設計・開発・運用ノウハウを持っている同社の魅力について経営・人財企画部の小野公司氏にお伺いした。
御社が得意とする業界・領域についてお聞かせください

当社は、もともとは神戸製鋼の情報システム部門でした。バックヤードに多種多様なモノ作り現場をもっているので、製造業に強いのが特徴です。その製造業で培った、ERP、CRM、SCMといった様々なe―ビジネスのソリューションや、ネットワークとインフラ構築、アウトソーシングなどが業務の中心になります。東京地区では、2006年からビジネスを展開している金融系分野(生損保)においてプライムベースで大手損害保険企業から案件を請け負い、2008年度:優秀パートナー会社賞(A+評価)を頂くなど、業務領域もさらに幅広く、多岐に拡がってきております。
競合他社との差異化ポイントについてお聞かせ下さい。
最大の差異化は、モノ作りの業務知識と品質訴求のプロセスがしっかり確立されているということです。
ユーザー系の神戸製鋼所から受け継いだモノ作り・品質へのこだわりと、メーカー系の代表格IBMが持つ優れたITノウハウを融合させ、相乗効果を発揮するユニークな会社です。
御社の今後のビジョン・方向性についてお聞かせ下さい

現在、『チャレンジ7』と名づけ、QCDの徹底強化により存在感を示すことの出来る、特色のある会社を目指し、活動しています。
それを実現するため、高収益差別化、コスト競争力強化、大型プロジェクト受注、の3つの戦略を立案し、我々の強みであるモノ作りで培った業務知識、高い品質力といった他社との差異化を活かしながら、この戦略をアクションに移しているところです。お客様の声を聴くことを基本におき、適切且つ期待値を上回るソリューション提案を心がけています。
御社のカルチャー、社風についてお聞かせ下さい

社風は、"自由でフラット"です。社員同士だれでも『さん』づけで呼び合うなど、風通しはとても良いです。また、ES(社員満足度)調査を毎年実施し、経営層が社員の声を聞き、改善を図り、その結果を全社員へオープンにするなど、常に社員の働きやすい環境を作ることを実践しています。また会社のカルチャー、社員の気質としては、お客様の声に、誠実に向き合い、最後までやり抜くところが特徴です。CS(お客様満足度)の最大化を経営の中心に据え積極的な提案実施を目標に、社員一同取り組んでいます
御社で活躍されている社員の方々はどのようなバックグラウンドをお持ちですか

社員約1000名のうち、200名強が神戸製鋼からの転籍者、50名程がIBMからの転籍者もしくは出向者で、その他700名以上が純プロパー社員となります。SE比率はとても高く85%程度です。中途社員をみるとSierからの出身者が大半で東京地区では、30名を超え、ラインの部長・GR長も数多くおります。
御社の求める人材像をお聞かせください

当社の求める人物像の基本は、実践力のある"自律した知的プロフェッショナル"です。自分の目で見て、自分の頭で判断し、自らアクション出来る人。中途採用の場合は、"お客様に信頼される高度なIT人材"がさらに求められると思います。当社は、CS/ES/人材育成をコアとして経営品質向上に取り組んでいる会社です。共感いただける方は、是非当社の成長シナリオに力をお貸しください。