テクマトリックス株式会社 インタビュー

テクマトリックス株式会社

最新のIT技術を活用し、顧客企業のビジネスモデル変革と企業競争力の強化を支援し続けるITのスペシャリスト集団、テクマトリックス。同社の魅力について、人事担当にお伺いした。

御社が得意とする領域・業界についてお聞かせください。

テクマトリックス株式会社 人事担当

当社のビジネスは3つの事業から成り立っています。1つめは商社時代からのノウハウを活かし、海外の最先端ソフトウェア・ハードウェアを組み合わせて最適なソリューションを提供する【プロダクトインテグレーション事業】。

2つめは上流から下流までトータルなシステム開発・構築から保守・運用までを請け負う【カスタムドメインソリューション事業】。

そして3つめが「医療」・「CRM」など特定領域のソリューションを自社開発パッケージによって提供する【パッケージソリューション事業】です。

それら3つの事業を軸に、さまざまな業界のお客様とダイレクトにお付き合いさせて頂いています。当社はもともと総合商社からスタートした会社ですので、自社保有の技術でゼロから創り上げることに拘泥せず、お客様のためには海外の有用なプロダクトを積極的に調達しますし、またお客様のために蓄積したアイデアを自社ブランドの製品開発に展開することも行っています。

顧客視点にこだわり最適なソリューションを提供し続ける姿勢、このあたりはいかにも商社の流れを汲むシステムインテグレーターらしさだと思います。

御社のプロジェクトの代表的な事例をお聞かせください。

テクマトリックス株式会社 人事担当

当社はメーカー、流通、金融、通信、インターネットサービス、医療機関などに至るまで、企業規模と比較してかなり広い領域のお様とお付き合いをさせていただいています。

ソリューションの実績で言えば楽天市場に代表される、インターネットサービス企業向けのWEBシステム開発、金融からメーカー、流通業界向けの大規模コンタクトセンターシステム開発、大規模病院向けの医用画像システム開発などがあり、弊社Webサイトにも事例の一部を掲載致しています。 (http://www.techmatrix.co.jp/casestudy/index.html

事例をご紹介できるのはお取引先企業様の一部とはなりますが、直接エンドユーザー様の声をお聞きし、システムを提供している当社のスタンスを感じ取っていただけるかと存じます。

競合他社との差別化ポイントや今後のヴィジョンについてお聞かせください

テクマトリックス株式会社

現在までの当社は、国内でIT化の取組みがさほど進んでいない領域への取り組み、仮に同業他社が参入している技術領域/ビジネス領域であっても、当社の強み・特徴を発揮できるようなシステム提供を数多く行ってきました。

例えば、当社発のソリューションのひとつ、コンタクトセンター向けのパッケージで言えば海外ベンダー製品が中心に利用されていた90年代半ばから、ユーザビリティの高い自社企画の製品を開発し、今では国産の同ジャンルを代表する製品にまで育ててきたこと。

また、ネットワーク(WEB)システムの隆盛を見越し、現在の主力製品のひとつである「負荷分散装置」を比較的早期から取り扱ってきたこと、海外技術を中核に国内ユーザー向けに業務パッケージ化し、提供している金融システムなど。当社はその様な取り組みひとつひとつの積み重ねを経て、現在は5事業部を有する規模にまで拡大してきました。

今後も、この既存事業部が柱になるのはもちろんですが、近接領域までを取り込んで、事業の幹を太くしていくことが当面の課題となります。例えば、その取り組みの中から、新たなソリューションを創り上げたり、新たな事業部が出来ることになるかもしれません。

また、ソリューションや製品のラインアップだけでなく、お客様サービスの観点からの取り組みもあります。昨年、ネットワークに特化した技術者を有するクロス・ヘッド株式会社の子会社化を行いましたが、これらはお客様へのシステム導入後の運用・保守サポートの強化を図ることで、ITライフサイクル全てに対するサービスを安定的かつ効率的に提供をすることにつながります。

今後もお客様視点でのサービス提供を前提に、蓄積したノウハウ・経験、技術動向などを踏まえ、ビジネス強化を図ることになります。

御社のカルチャー、社風についてお聞かせ下さい。

テクマトリックス株式会社

全員参加の経営スタイルを標榜しています。月1回の全社員参加の「朝会」では、会社の経営状況、各事業部の営業状況などを共有し、企業経営の透明性を実現しています。

こういった情報共有の姿勢は社員ひとりひとりの会社経営に対する当事者意識や責任感を醸成し、この会社で働く上でのモチベーションにつながっています。

また、組織が比較的フラットであることも特徴のひとつです。1つの事業部が数十名規模ということもありますが、その中で自分なりの発言をしやすい、個性を発揮しやすい環境にあると言えますし、そのようなボトムアップのスタイルがあったからこそ、今日の成長があることも事実です。

肩書きに拠らず仕事に取り組む姿勢は当然のこと、「言いだしっぺ」の社員に、最後まで仕事をまかせる風土がありますので、知的好奇心と自己成長意欲が旺盛な人にとっては、当社で存分に仕事を楽しむことができると思います。

御社で活躍されている社員の方々のバックグラウンドと求める人物像をお聞かせください。

当社は、大手システムベンダーと比較すると少人数体制のプロジェクトで業務を行うことが多いので、エンジニアも完全に分業体制で仕事をしている訳ではありません。それ故に開発プロジェクトリーダーであっても上流工程だけでなく実装技術までをしっかり身につけていることが求められます。

またネットワークプロダクトのような製品担当エンジニアであっても、プリセールスから設計・構築、サポートといったポストセールスまで、幅広い業務を担当することになりますので、決められたフェーズだけを担当していれば良い、ということもありません。

逆に言えば、経験を着実に積み上げて来た方であれば、ご自身の経験の何らかを切り口にして、経験・スキルの幅を広げていくことが可能だと言えます。実際にキャリア採用で当社の門をたたく方の多くは、「上流工程は今まで経験できなかったが、直接エンドユーザー向けに仕事がしたい」、という想い/目標を持っている方が多く、入社後に開発メンバーからプロジェクトリーダーへ、というように活躍をしていただいている方も多くいらっしゃいます。

一方、特定領域の業務知識を有する方も、活躍の場があることは言うまでもありません。当社が採用をしたい人物像を挙げるとすれば、ご自身の現状の経験・スキルをしっかりと把握し、目標達成のためには何が必要かを主体的に考えて、行動が出来る方と言えます。

御社へご入社を希望されている方へのメッセージをお願いします。

テクマトリックス株式会社

当社では、先に述べたとおり、今何が必要かを主体的に考え、実践できる方であれば、エンジニアとしての経験値を積み上げていくことが可能です。またキャリア採用者が多数ということもあり、スムーズに馴染みやすい環境であると思います。まだまだ発展途上の当社において、企業成長と自己成長を重ね合わせて活躍をしてみませんか?

企業情報

社名 テクマトリックス株式会社
所在地 東京都港区高輪4丁目10番8号 京急第7ビル
設立 1984年8月30日
代表取締役社長 由利 孝
資本金 12億9,812万円
売上高 134億3,879万円〔連結〕(2008年4月1日〜2009年3月31日)
経常利益 7億5,107万円 〔連結〕(2008年4月1日〜2009年3月31日)
従業員数 664名(連結、2009年3月31日現在)
決算日 3月31日
事業内容 ○プロダクトインテグレーション事業・・・ネットワーク、セキュリティインテグレーション他 ○カスタムメイドソリューション事業・・・Eコマース、テレコム、金融向け等の業務アプリケーション開発 ○パッケージソリューション事業・・・自社開発製品の開発、販売、導入。(CRM、医用画像分野)
待遇・福利厚生 昇給年1回、賞与年2回、期末業績連動、交通費全額支給、各種社会保険完備、退職金、財形、持株会、ストックオプション他、ベネフィットステーション導入
勤務時間 9:00〜17:30 ※時差出勤制度あり。
休日休暇 土曜、日曜(完全週休2日)、祝日 夏季(5日)、年末年始(6日)、有給休暇(初年度10日、次年度14日〜) 年間休日:122日(2008年度)
採用プロセス 書類選考、1次面接、適性検査、2次面接、最終面接
会社の特徴 最新のIT技術を活用し、顧客企業のビジネスモデル変革と企業競争力の強化を支援するITのスペシャリスト集団です。顧客企業のニーズを把握し、問題解決を行うソリューション・プロバイダーとして、高付加価値の提供と顧客満足度の向上を目指すIT技術のプロフェッショナルであり続けたいと考えています。顧客企業におけるアプリケーション、ネットワークインフラ、セキュリティ・インフラ導入のライフサイクルである分析→設計→開発・構築→テスト→運用・保守の全てのプロセスに渡るトータル・サービスを提供し、顧客企業の経営基盤を支える重要なパートナーとなることを目指しています。

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