ERPビジネスを推進した会計事務所系ファーム

  • 高いプロジェクト成功確率

    会計事務所系ファームのERP導入に対しての対応は早かったのです。元々海外のノウハウを日本に導入する経験が豊富でしたが、ERPに関してもすでに欧米では導入実績が出始めており、その事例を日本にトランスファーさせてきました。一部のファームでは、SAP社のドイツ本国にメンバーを送り込んで日本語化に尽力しました。

    当初、国内に事例が少ないERP導入には企業側も慎重な姿勢。まずは会計領域のみをERPに置き換えようという動きがあったため、会計事務所に流れを汲んでいる各ファームには得意分野で勝負が出来たのです。よって、ファームは一般的なシステムインテグレータに先駆けてERPビジネスに乗り込み、また高い確率でプロジェクトを成功させていったのです。

  • ERPによって強みを広げる

    実は、元々会計事務所系ファームはそれほど製造業に強いわけではありませんでしたが、ERPパッケージの導入をきっかけに会計、在庫、販売、生産、人事といった基幹業務プロセスの最適化(BPR)からシステム化の事例を数多く経験し、熟知していきました。90年代後半以降の企業に対してのBPR案件とERPパッケージの導入が紐付いていることにはこれらの理由があると思われます。

    また当時先行投資として、ベンダーが主催する研修に、各ファームスタッフを数十人単位で送り込んで、ノウハウの吸収を急ぎました。

    90年代後半になると本来のERP導入の姿であるビッグバン導入が推進され始めました。ビッグバン導入とは、会計のみの一部機能の導入ではなく、基本機能全て(会計、在庫、販売、生産、人事など)を導入することで、プロジェクトの難易度も高く規模も大きくなります。導入するファームの能力と体力が試されましたが、そこで成功し、成長を遂げたのが当時の会計事務所系(現在の総合系)ファームです。


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