「初めてのファームtoファーム転職」でシニコン・マネージャークラスが陥りやすい落とし穴とその対策

アクシスコンサルティングの福原です。鳴り物入りで転職をされた方の中には、周囲から反発を受けたり実力を発揮できずに苦しんでしまっている事例を耳にすることがあります。

実は、そのほとんどが、前職と転職先の違いを把握できていなかったことに起因します。今回は、ファームtoファームの転職で気を付けるべき点をご案内します。

【目次】

          1. シニコンでは「いきなりアベイラブル」を避けるために「入社後の」キャリアの棚卸を
          2. マネージャーは「KPIの置き方」を確認する
          3. マネジメントする既存社員の属性・スキルを確認する
          4. 想像以上にコンサル業界は狭い。「飛ぶ鳥跡を濁さず」的な退職が重要

シニコンでは「いきなりアベイラブル」を避けるために「入社後の」キャリアの棚卸を

ファームtoファームだからといって入社後いきなり案件にアサインされるわけでなく、アベイラブルや研修が続くこともあります。

実際にファームtoファームで転職した方にお伺いすると、「毎月4~5名が中途入社でジョインしているが内、2名ほどはアベイラブルが続いている状況」とのことで、採用の人数は増やしつつも、セクターとして案件が豊富にあるわけではないチームもあり、携わりたいと思える案件があっても必ずしもアサインされるわけではないようです。

一方で、「英語やシステム経験などの一芸を持っている人がすぐにアサインされやすい」「2か月目まで研修する人もいれば、入社2日目くらいからPJにアサインされる人もいる」とのことで、すぐに応用できるスキルがある人とない人では、入社後案件にアサインされるタイミングが異なります。

有効な対策としては、「コンサル転職では、キャリアの棚卸が入社前より入社後の方が重要」プロジェクトアサインの検討資料として作成する社内用レジュメに基づいて、その後にアサインされる案件やキャリアの志向の受け止められ方が決まるので、もう一度方向性を見極めてキャリアの棚卸をすべきとの声が多くありました。

マネージャーは「KPIの置き方」を確認する

特にマネージャークラス以上の役職者になると、KPIの比重が会社によって異なります。例えば、

  • 外資ファームA社:営業活動の比重が高く、役職者はみな案件獲得への意識が高い。結果としてデリバリーの現場には役職者があまり顔を出さない。
  • 日系ファームB社:セリングよりもデリバリーのクオリティが重視される。役職者がプロジェクトに目を光らせている。

など。上記の場合、A社でどんなにプロジェクトの火消しを頑張ったとしても、案件の獲得ができなければ高い評価は望めません。同様に、B社でどんなに案件をとってきても、クオリティコントロールを疎かにしては、頑張った割には評価が上がらないといった状況に陥ってしまいます。努力が徒労に終わらない様、KPIの比重をしっかりチェックしてアクションプランをご検討いただくことをお薦めします。

参考:「コンサルファーム毎のマネージャーのロールや求められる能力の違い」

https://www.axc.ne.jp/column/careertips/firmmanagerdifference

マネジメントする既存社員の属性・スキルを確認する

また、会社によって

  • 「プロパーor中途が多い」
  • 「戦略orITに明るいメンバーが多い」
  • 「グローバルプロジェクトに対応できるメンバーが多いor少ない」

といった既存メンバーの属性・スキルが異なります。

特に、マネージャー以上の場合は各メンバーの特性を捉えた上でマネジメントをしていくことが不可欠になるため、入り口はフルスロットルで走り出すのではなく、8割ほどで発進し、既存社員の属性・スキルをチェックした上でスピードを上げていくことが重要です。

想像以上にコンサル業界は狭い。「飛ぶ鳥跡を濁さず」的な退職が重要

主要ファームでコンサルタントの人数は25,000人。さらに、マネージャー以上のクラスになると5,000人ほどになります。ファームtoファームの転職は、この限られた人たちが同じ業界で移動するということであり、一人のネットワークだけではないです。「あのマネージャーが今度はこのファームに転職した」という評判はすぐに広がります。これはファームtoファームに限らず、ポストコンサルでも同じです。実際にあった例として、事業会社のCxO候補にコンサルの方が応募したものの、採用サイドに元ファームの方がいらっしゃり、候補者の評判を知っていたため見送りになったケースがありました。

会社を変えても、前職での評判や印象が付いて回ることになるので、日ごろからビジネスパーソンとして襟を正して仕事をするか、「思っている以上に業界は狭い」ということを心掛けて働いた方が転職後のキャリアにとって良い方向に働くでしょう。

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今回の記事では、「初めてのファームtoファーム転職」でシニコン・マネージャークラスが陥りやすい落とし穴とその対策をご紹介しました

次のキャリアを模索・検討されている方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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