コンサルファーム「関西拠点」の特徴と得られるスキル・経験

”関西”という文化では、キャリアに対する概念やステップが東京とは大きく異なるという声を関西ファームで働く方々からよくお聞きします。今回は、関西で働くからこそ身につけられるスキルや経験について現地の目線でお伝えします。

また、こちらのコラムも合わせてご覧ください

「コンサルティング「関西拠点」へのよくある不安と回答例」

【目次】

          1. クロスインダストリー/クロスファンクションが発生しやすい
          2. クライアントの売上比率の6~7割が海外のため、海外案件も多い
          3. “バリューforマネー”にこだわりが強いクライアントが多く、より”人間力”が求められる
          4. 総じて活況な関西コンサル市場

クロスインダストリー/クロスファンクションが発生しやすい

コンサルティングファームはプロジェクト単位でチームが区切られており、「同じ企業でも隣のチームが何をしているのかよく知らない」というのはよく耳にするエピソードです。

特に東京を拠点とするファームは人数も多く、業務が細分化されているので専門性が身につきやすい一方で、裏を返せば、求められるスキルや経験の幅は限られがちとも言えるでしょう。

さらには、特定のマネージャー層から気に入られると同じクライアントの案件に関わり続けることとなり、キャリアの選択肢が狭くなりやすいという声もしばしば。

参考:「優秀なコンサルほどキャリアが固定されやすい問題について」

一方で、ファームの関西拠点の多くが人数が少なく、まだまだ立ち上げフェーズにあたります。そのため、インダストリーやファンクションごとにチームを組成するほど人数も確保できてない場合が多く、基本的にプール制になっている拠点が多いようです。

形式的にインダストリーやファンクションといったタグがコンサルタントごとにつけられるものの、下記の例のように業界やスキルセットを問わず、幅広い案件にアサインされやすい(手を挙げれば希望領域でのプロジェクトにアサインされやすい)環境にあるようです。必然的に知らない領域や、経験のないソリューションへの知識・スキルも付きやすいと言えるでしょう。

【例】

  • Financeの人材がSCMの改革プロジェクトに入る
  • ITの人材がM&A戦略プロジェクトに入る

反対に、領域やスキルのエッジを効かせるキャリアを築くには不向きな面もあることは考慮に入れた方が良いでしょう。しかしながら個人のカバー範囲に関して、「専門性も重要だが、これからのコンサルは様々な課題に対してクロスインダストリー/クロスファンクションで新しい価値を創造できる人材のニーズが高まっていく」というパートナーの声もあり、上記のスキルセットを有する人材を目指す方には関西拠点はおすすめと言えます。

クライアントの売上比率の6~7割が海外のため、海外案件も多い

広く知られているように関西には製薬や製造業の有名企業が名を連ねており、関西のクライアントは売上比率のうち6~7割が海外企業と、グローバル競争に身を置いている最中です。そのため、海外事業戦略、グローバルへのERP導入といった海外案件の比率が東京よりも多い環境へと変化しています。これに加え、前章の通り関西ファームは現在立ち上げフェーズで人数も少ないため、必然的に海外案件に関わるチャンスが東京よりも増える傾向にあります。

採用においても、英語力のある方・海外案件に関わったことのある方を積極的に採用しているようです。某監査法人の内部の方は、アドバイザリーや会計のスキルセットがなくても、英語力さえあれば採用の候補になるとも語っています。

“バリューforマネー”にこだわりが強いクライアントが多く、より”人間力”が求められる

今やすっかり日本でも市民権を得たコンサルティング業界ですが、関西に拠点を構え始めたのは比較的最近であり、コンサルティングを使うという文化そのものがなかった企業も少なくありません。関西では「業界自体がやっと認知されてきた」というフェーズであり、コンサルティングの導入に対して抵抗がある企業も存在するようです。

こちらに関しては、あるパートナー曰く、「関西の商売文化の特性上 “バリューforマネー” にこだわりが強い文化があり、コンサルティング企業に対して『何でこんなにお金払わなあかんの?』というはっきりとした経済観念を常に念頭に置いている企業が多い」とのことでした。

認知度の低さ、“バリューforマネー” に対する高い意識から、某外資系ファームによれば、クライアントを口説き落とすために、より「関係性の作り方」が重要で、“クライアントのためにひと肌も二肌も脱げるか?”という気概でコンサルをしないと突っぱねられるというのが現場の肌感覚のようです。

また、業界としての浸透が浅いため経営者はコンサルタントの人物像を見ていることも多く、ビジネスパートナーとして「人間力」が試されるという声もあります。その分、懐に入り込めると中長期に付き合っていける企業が多いとのことで、高い人間力やコミュニケーション能力が必要とされていると言えるでしょう。

総じて活況な関西コンサル市場

好景気が追い風となり、最近は関西にある企業も投資意欲が非常に旺盛になって来ているようです。その証拠に、企業が何から何まで全てを自前で賄うことが少なくなってきたと言います。適材適所を取り入れ、外部エキスパート(=コンサルタント)への投資に抵抗が無くなってきたという声もあります。

某コンサルファームの関西拠点クライアント数を聞いたところ、ここ5年で倍になっているとの回答にもあるように、今まさに経済的な盛り上がりを迎えている関西地区は、コンサルティングファームにとって過去最大級に挑戦し甲斐のある環境と言えるのかもしれません。

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今回の記事では、コンサルファーム「関西拠点」の特徴と得られるスキル・経験をご紹介しました。

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