ポストコンサル企業選びの見過ごしがちな3つのポイント

こんにちは、アクシスコンサルティングのキャリアコンサルタント久保です。今回は、ポストコンサルの企業選びの際に、当たり前なようで意外と見過ごしがちな点をまとめてご紹介します。

【目次】

          1. 「現在の状況」だけではなく、会社やマーケットの「歴史」を確認する
          2. 「株主・投資家」を確認する
          3. 「自分の上司」が誰になるのかを確認する

「現在の状況」だけではなく、会社やマーケットの「歴史」を確認する

先日、Newspicks社主催『歴史と数字で会社を読む』というテーマのゼミ(講師:日本M&Aセンターの常務取締役の大山敬義様)に参加して参りました。

大山様によれば、「企業を分析するため現在の状況にフォーカスしてしまうと、現在の常識や思い込みのフィルターが働き、正しい企業の姿を捉えることが難しくなる」と、企業分析における『歴史へ着目することの重要性』を説いていらっしゃいました。

参考:歴史と数字で会社を読む/【冬学期】大山敬義ゼミ

事業会社の場合、基本的に市場が特定されており、個社の状況以外にもマーケットの影響を強く受けるのが特徴です。しかしながら、現在のマーケットや会社状況だけにフォーカスしてしまうと企業の姿を正しく捉えることが難しくなります。現状の会社・マーケットになったのは必ず“過去からの流れ”があることをおさえて企業を取り囲む歴史に着目すること、点ではなく連続的な線の企業分析をしてみることをおすすめします。

「株主・投資家」を確認する

株式会社は、その成り立ち上、当たり前ですが株主の影響を非常に大きく受けます。転職先として事業会社を選ぶ際に、どこのPEやVCが資金を投資しているのか?、主要株主は誰なのか?、その株主との関係性は?という点まで調べていらっしゃる方は意外と多くありませんん。

経営陣など上のレイヤーへ昇格した際には、投資家への対応が必須となり、投資元の違いが自分の意思決定に大きく影響してきます。最終的なキャリアパスのゴールをどこに設定するかに関わらず、ご自身の在籍する可能性のある企業に関して株主や投資家の情報も含めて把握しておくことは決して無駄にはなりません。

「自分の上司」が誰になるのかを確認する

コンサルタントにとってはあまり日常的ではありませんが、事業会社を選ぶうえでは「誰からの指示で動けばいいのか」を知ることが大切です。コンサルティングファームでマネージャー以上になると、普段から事業会社のCxOや政府の高官などを相手に、頻繁なやり取りを行うケースが多くありますが、事業会社に入社した場合、同じように経営者などのハイレイヤーにいる人員と日々折衝したりビジネスを一緒に考えたりする機会はコンサルに比べると少なくなる傾向にあります。

例えば年収800~1000万というポジションにおいても、「社内でどのような人とやり取りをして誰の元で働くのか」、さらには「命令系統やご自身が社内においてどういうレイヤーに配属されるのか」を事前に確認したほうが良いでしょう。

社内における具体的な指示系統など内部の情報はHPには公開されていない場合がほとんどなので、ぜひキャリアコンサルタントまでご相談ください。

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今回の記事では、ポストコンサル企業選びの見過ごしがちな3つのポイントをご紹介しました。

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