成長意欲の高い方々と一緒に仕事をしたいですね。
(伊藤文隆)

アクシスコンサルティングのリーダーの一人、伊藤文隆。学生時代はプロのサックス奏者を目指していたという経歴の持ち主でもある。キャリアコンサルタントたちを率いる立場として、伊藤の目には今の業界がどのように映っているのだろうか。

伊藤

サックスに捧げた日々

-元々は、プロのサックス奏者を目指していたそうですね。

学生時代は音楽にすべてを捧げていました。絶対にプロになると思っていましたし、その自信もありました。学生時代は演奏活動も結構していたのですが、やはり現実は厳かったです(笑)。結局プロになるのは断念し、製造業に就職しました。

-どのような仕事をされていたのですか。

営業からスタートして、企画やブランドマネージャーを担当しました。一つのプロダクトの国内の責任者を経験させてもらった事が非常に勉強になりましたね。こちらの会社は10年ほど勤めましたが、在籍期間に担当製品の国内シェアが飛躍的に伸び、良い経験をさせてもらいました。

人材紹介業界に進むきっかけ

-メーカーで成果を出した後、転職して人材紹介事業の立ち上げに参画。畑違いの領域ですが、どのような思いでの転身だったのでしょう。

一社目の組織マネジメントの経験を通して、企業価値とかブランドの価値は、結局は働いているメンバー・社員によって創られるという事を実感しました。そんな時に人材紹介の立ちあげの話があり、ご縁だと思って参画しました。

もともと会社の中で組織の上を目指すということにはそれほど関心はありませんでした。それよりも、自分が手がけたことによって顧客にどんな価値を提供できるか。そちらのほうがずっと興味があったのです。

世の中には自分よりも優秀な人が沢山いるわけです。そのような人達を企業に紹介する仕事は、非常にインパクトのある、自分にとって理想的な環境に思えたのです。

当時日本の人材紹介業の規模は、GDP比でアメリカの1/5。ビジネスとしてもまだまだ伸びるという予感もしていました。というのは建前で、結婚もして子供もいましたし、ローンもありました。でもこの仕事をしてみたくて、GDP比で1/5だからこの業界は絶対伸びる!と自分と家族を納得させ、3人の会社へ飛び込んだわけです(笑)。

-実際に初年度から黒字化を達成したそうですね。

人材紹介経験者はいませんでしたので試行錯誤でしたが、楽しい日々でした。コンサルティング業界に特化したのも、黒字化した理由の一つだと思います。優秀な仲間と4人で始め、会社としても個人としても成果を上げられたと思います。そこには2年ほどいて、人材紹介業のノウハウを実践で学ぶことができました。

アクシスコンサルティングへ

-そして、同業界であるアクシスコンサルティングへ移ります。どんなきっかけだったのでしょう。

前職の頃からアクシスの名前は知っていて、たまに競合していました。せっかくコンサル業界を深堀りするなら、サーチをおこなっている会社へ行こうと思い、アクシスへ転職したのです。スカウトとかヘッドハンティングと言われる、いわゆるサーチ型の業務ができないと、本当の意味でコンサルティング業界に強いとは言えないからです。

立ちあげた会社で同じこともできたのかもしれませんが、会社にはそれぞれのキャラクターがあります。アクシスは当時から、ハイ・ミドルキャリアの方々に対する支援で評判でした。そこに魅力を感じたのです。

-入社してどうでしたか。

実は最初は苦戦しました。前職での経験がほとんど活きなかったといってもよいと思います。経験もあったのでそこそこ自信はあったのですが・・・。成果が出なかったので結局、前職の経験や方法論は全てリセットしました。アクシスに入社したのが2008年、リーマンショックの年です。当時は人材紹介会社が毎日のように倒産していましたから、明日は我が身、と考えていましたね。

-でも、アクシスは乗り越えたわけですね。なぜだと思いますか。

それまでに培ってきたブランド力のおかげだと思います。アクシスは、顧客の中長期的なキャリアを支援する、という理念を一貫して掲げています。同じことを主張する企業はたくさんありますが、本当にこれを実践しているところは少ないです。

私たちは、転職を検討している顧客とお話しして、今の職場に留まったほうがいいと思えば、ためらいなくそう伝えます。転職ありきで話を進めない。このような文化が、顧客信頼を生み、私たちを助けてくれました。

人材紹介業のこれから

-伊藤さんの目には、現在の人材紹介業界はどのように映りますか。

企業が人材を獲得する方法は、この10年を振り返るとずいぶん変わってきました。最近はソーシャルリクルーティング・ダイレクトリクルーティング等が、特に外資IT企業を中心に増えてきました。

当然五年後は、今とは全く異なる世界になっているはずです。現在人材紹介業は好況に沸いていますが、変化に追随できない企業は、遠からず淘汰されるでしょう。

-生き残るために、アクシスはどうするべきでしょうか。

我々が大切にしてきたことを引き続き貫いていく。それでよいと思います。「顧客の中長期的なキャリアを支援する」。「個人ではなく、組織でお客様にサービスを提供する」。そして、「成長意欲の高い顧客を支援する」。

-1つ目はすでにご説明いただきました。「個人ではなく組織で」というのはどういうことでしょうか。

一般的に、ミドル・ハイクラスを得意とする人材紹介会社はフルコミッションのところが多いです。だからどうしても一匹狼的な働き方になりますし、同僚との情報共有も不足しがちです。

しかしアクシスはそれをよしとしません。組織にナレッジが共有されることをとても大切にしていますし、人を育てることにつながると考えています。そして何より顧客のためになる。顧客と相対するキャリアコンサルタントは一人でも、その背後でチームが動くことによって、顧客に提案できる幅が大きく変わるわけです。

-成長意欲の高い顧客を支援、というのは。

私たちの顧客は、コンサルティング業界の方が多い。コンサルタントの方は業界の性質上、ビジネスに対する熱意があり成長意欲も高い。キャリア・ビジネスリテラシーともに優れた方が多いわけです。

先ほどリーマンショックの話をしましたが、不況時においても、本当に優秀な方であれば、企業は採用をためらいません。人こそが企業価値の源泉であることを、優れた企業は理解しているからです。

ですからこれからもビジネスリーダー、あるいはビジネスリーダーを目指す、成長意欲の高い方々とお付き合いしていきたいと思います。

すべての業界・職種から入社し、すべての業界・職種に転職していく可能性があるのが、コンサルタントという職種です。特に成長企業や成長産業ではコンサルタント経験者の採用ニーズが高まっています。コンサルタントのキャリア支援によって、成長企業がより良くなれば社会によい影響を与えられる。そう考えています。

アクシスへの入社を検討している人へ

-どのような人と一緒に働きたいと思いますか。

面接で見させていただいているのは、協調性や成長意欲・当事者意識などです。一定の地頭・対応力も必要だと思いますが、私達は優秀な人間の集まりというよりは、成長意欲の高い人間が集まっているチームだと思うんです。リーダー達とはよく「自分達より優秀な人に来てもらいたいね」と言っています(笑)。

伊藤

長いブランクの後、3年前に同僚の結婚式で久しぶりにサックスを吹いた伊藤。その後アマチュアの楽団に参加して、現在も演奏を続けている。アクシスの社内イベントでは、毎回社員バンドが活躍するが、欠かせないメンバーの一人になっている。

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