転職回数が多いことは不利ではない? 回数が多くてもすぐに次の仕事が決まる人とは

そもそも転職できる人って?

回数の前に、そもそも転職できる人について考えてみます。現在は労働力不足で職種・形態・待遇等の希望を無視すれば、基本的にほとんどの方が職を得ることが可能な時代なので、ここで言う“転職できる人”とは、いわゆるキャリアアップや年収アップ等ポジティブな転職ができる人とします。

自分のスキルが市場のトレンドと合っている

例えばセキュリティ、フィンテック(金融×IT)、クラウド、ビックデータ、デジタルマーケティングなど、ビジネス上でトレンドになっている領域のスキルを持っている人。

なおかつ、フィンテックに強みを持っており、英語もビジネスレベル等、同じようなスキルを持っている人が市場に少なければ尚更転職しやすくなります。

人員構成比の高い職種を希望する人

従業員の職種で一番多いのは一般的には、直接的に売上を稼ぐ仕事をしている人です。システムインテグレータであれば、システムエンジニアや営業、インターネットゲームの会社であればゲームプランナーやデザイナー、プログラマーなどです。

例えば従業員100人のシステムインテグレータがあったとします。この中で営業やシステムエンジニアの仕事に従事している人はおおよそ60~70%位になると思われます。

一方でマーケティング担当は多くても2~3人でしょう。「システムインテグレータでのマーケティングを希望」という方は、「マーケティング会社のマーケティング担当」よりも当然転職が難しくなります。

給与が同世代水準程度

優秀な人は転職しやすいように思えますが、30歳で年収1000万円の方が転職しやすいかといえば一概にそうとはいえないのです。

とあるデータによると労働人口のうち、年収1000万円の人は3~5%、2000万円で0.5~0.6%だそうです。これは裏を返すと日本中の求人(正規/非正規)をかき集めて、年収1000万円の求人は100求人に対して3~5ポジションという事になります。

さらに30歳に年収1000万円を提示できるポジションはもっと少なくなります。

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転職回数は何回までOK?

アンケート調査によると、全国の平均転職回数は2.2回。年代別平均転職回数は下記のようになっています。

  • ~25歳:0.7回
  • 26~30歳:1.5回
  • 31~35歳:2.1回
  • 36~40歳:2.8回
  • 41~45歳:2.7回
  • 46~50歳:3.4回
  • 51~60歳:3.1回
転職エージェントみんなの口コミ評判~『みんなの平均転職回数実態調査レポート』

転職回数を問題視する企業は、戦力化する前の退職や、業務・仕事に対する耐性、周囲メンバーとの協調性などを懸念している場合が多いです。

企業によって基準は異なりますが、一般的には経験社数と年代で判断されます。

  • 20代:2社まで
  • 30代前半:3社まで
  • 30代後半以降:4社まで

基本的に5社目以降は「転職回数が多い」と言われるケースが多いです。

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転職回数が多くても採用につながるケースとは

企業や採用の状況によっては転職回数をあまり気にしないケースもあります。

外的要因

会社の統合や事業の撤退など、自分の力ではどうすることも出来なかった場合。

転職理由に納得感

事業立上げ完了、IPO成功など、大きなミッションをコミットメントしたなど。

即戦力

短期間で実績を残してきた事例がある場合。ある意味、採用側としてもリスクになりにくいため。

専門性

「この領域はこの人しかできない」くらいエッジの効いた専門性を持っている人や、労働市場に経験者が少ない場合。

「そもそも転職できる人」が「転職回数が多くても採用につながる人」であれば、絶対採用したい人になる可能性が高いです。

また、基本的に転職市場は『需要と供給』のバランスです。需要が高いけど供給が少ない領域の人は転職回数が多くても『絶対採用したい人』になることができるでしょう。

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