3次・4次請けSIer SEからITコンサルへの転職成功事例

勤務していた会社の経営状況悪化がきっかけで、やむを得ず転職活動を開始

私の転職活動は、キャリアアップなど将来的な計画に沿ったものではなく、所属していた会社の経営状況悪化がきっかけで、必要に迫られ開始したというのが正直なところです。

まずは2、3社の転職サイトに登録したことからスタート。情報収集やエージェント探しから始めました。

企業からのスカウトメールやエージェントからのメールもたくさん頂きましたが、どれも内容はコピーしたようなものばかり。大手のエージェントにもこちらからアクセスしお会いしたものの、こちらの話を十分聞かないまま機械的に大手企業の求人を出してくるばかりの担当者、、、という中で多少嫌気がさしていた時に、アクシスコンサルティングの山口さんからのスカウトメールを頂きました。

内容は、登録している自分の経歴等を踏まえた上での具体的な提案であり、この人なら信頼できるという直感から、一度お会いすることに決めました。私の転職活動は、そこから本格的にスタートしました。

採用対策では、「何をやりたいか？」という点をクリアにすることから始めた

明確なキャリアプランがあった訳でもなく、コンサルタントという職種に対しても、言葉の響きに対する憧れに近い状態であったので、山口さんと相談し、まずは「何をやりたいか？」という点をクリアにすることから始める事とし、以下の点を徹底的に洗い出しました。

・自分の市場価値（強み、弱み）
・今までの職務経歴の中で、楽しかった仕事、そうでない仕事
・ターニングポイントとなった仕事（成功も失敗も）
・35歳、40歳と年を重ねる中で、重要だと思うものは何か
（スキル？ブランド名？人脈？等々、、、）
・仕事をしていく上での各要素に対する自分の中での重み付け
（給与、プライベートの充実、ブランド、等々、、、）

自分の言葉で論理的に説明できるまで、

それらについて洗い出し　→　整理　　→why?、so what?を繰り返し、「何をやりたいか？」、「何をするべきなのか」という点を明確化しました。（もちろん面接を重ねる中でより明確になった部分も多々あります）

また、その中で、以下の点を企業選びのポイントとしました。

・戦略→システム導入、保守レベルまで一気通貫で対応できる企業
（コンサルフェーズだけでなく、トータルサービス）
・「個の力」ではなく、「組織力」の風土

今思うと、転職活動の中で一番大変で、かつ、転職活動を成功させる上で最も重要なポイントだったと思います。

自分の経験や考えに基づき、自分の言葉として語れるかどうかが、面接時に評価されるポイント

上記の準備段階を経て、各企業への応募を開始しました。今までのキャリアから、予想以上に書類で落ちるものの面接自体は比較的順調で、結果的に第一志望の内定を獲得することができました。

SE出身のためか、全般的にどの企業も以下の質問が多く、また、かなり深くまで突っ込んで聞かれる部分でした。

・コンサルタントとは？
・なぜ、SEでなく、コンサルタントがやりたいのか？
・なぜ、コンサル機能を持ったSIerではなく、コンサルティングファームなのか？

コンサルタントの定義自体は各社バラバラです。

よって、一般論の回答ではなく、自分の経験や考えに基づき、どれだけイメージできているか、いかに自分の言葉として語れるかどうかが、面接時に評価されるポイントではないかと思います。

最後に

淡々と進み手応えが感じにくい面接もけっこうあり、また、面接時間を捻出するための常駐先との調整など、ストレスを感じることは正直多かったです。

しかし、それでも成功できたのは、山口さんのフォローと的確なアドバイスがあったからだと、本当に感謝しております。本当にありがとうございました。

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＜エンジニアのキャリアに関する記事＞

【保存版】エンジニア(SE)からコンサルタントに転職・活躍するまでのAtoZ
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2018/0227/se_cous.html

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今回は、3次・4次受けSIer SEからITコンサルへの転職成功事例についてご紹介しました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。