【SIerのPMからベンチャー企業のテックリードへの転職事例】「転職後は最先端の技術に触れ充実した毎日」

転職理由は「技術を探求したい」

前職の会社ではマネージャとして働いていましたが、管理職ではなく技術者としてキャリアを形成していきたいという気持ちが強くありました。前職の会社は受注開発がメインであり、自由に技術を探求することが難しいので、自社開発の会社に転職しようという考えに至りました。

「Scala」「機器学習」これが自分のスタイル

ちょうど大地震の前に、アクシスコンサルティングの劉さんから新規求人案件のメールが届きました。内容を見ると、「Scala」、「機器学習」など純粋な技術的なキーワードがいっぱい。これが確かに自分のスタイルだろうと思い、すぐに劉さんに返事して、応募の意思を伝えました。

応募書類の添削と面接対策

当初履歴書は自分で作成していましたが、自己アピール等の改善すべきポイントや私自身は外国人ですので日本語の問題も指摘していただきました。書類の添削は大変ありがたかったです。

面接の直前に面談時間を作り、会社の動向の説明、会社の過去の面接の状況、自分の強みと弱みの分析と転職理由の説明など、いろいろ準備をしました。

対策が功を奏した幹部クラスとの面接

担当マネジャー＞副社長＞社長の順番で面接をして、マネジャーとはさまざまな技術的な話、副社長と社長とは主に人生の考え方、人柄についてお話をしました。

技術力については自信がったので、最初のマネジャーとの技術的な面接は問題なく乗り切れましたが、その後二回の面接では、面接前の対策が大変役立ちました。

特に外国人の技術者として、技術以外の会話能力が足りないところがあるので、劉さんからのアドバイスと事前準備がなければ、うまく対応できなかったと思います。

納得の年収交渉の結果、充実の日々

面接の結果、内定書を貰いましたが、最初に提示された給料について希望に達していなかった為、内定受諾は躊躇していました。このため劉さんや企業担当の方と話をして、私の人生の考えを踏まえいろんな分析とアドバイスを頂きました。また先方と年収交渉をしていただき、自分が納得できるような年収を頂きました。

結果的に、この会社は自分の技術力を十分発揮でき、かつベンチャー企業として将来の成長性を見込めるとの結論に至りました。そして、技術の研究開発と共に、更にすばらしい人生に挑戦できることが望んでいるライフスタイルと考え、この内定を承諾する事に致しました。

今入社してから半年以上経ちますが、毎日楽しんで最先端の技術に挑戦しており、今回の転職に非常に満足しています。入社前に劉さんと企業担当の方から人生のアドバイスを頂き、的確な判断ができたことは非常に感謝しています。

「君の入社を半年待っていた」

また以下の点は特に感謝したいと思います。今の会社に応募する前、半年間ほど一時帰国する予定でいましたが、劉さんが今の会社へ丁寧に私の状況を説明して下さり、内定を貰ってから半年後待っていただき入社することができました。

また、帰国した時、会社との契約手続きが完了していなかった為、劉さんはその間もずっとフォローして下さり、帰国中の私と会社間のブリッジとなっていただきました。

実は今の会社に入社した後に同僚と帰国の件を話した際、「え！うちの会社が君を半年待っていたんですか？すごいですね。。。」とびっくりしていました。

転職活動を振り返って

外国人の視点で転職の感想を述べると、下記のポイントが参考になると思います。

１．技術者として、一番重要なのは技術です。常日頃、自分の技術力を研磨する心構えが一番大切だと思います。
２．自分の仕事への情熱を持つだけに留まらず、その情熱を伝えることが重要だと思います。
３．面接前の準備がすごく重要です。特に外国人として、いろんな日本文化の細かい所を教えてもらわないと、面接する際、間違って対応するかも知れません。必ずしっかり準備をしましょう。
４．自分の人生の考えなどもちゃんとキャリアコンサルタントに相談するほうがその後の転職活動にとても役立つと思います。仕事だけではなく、自分の人生を踏まえて、正しい道を選ぶ事が大切です。

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今回の記事では、中堅SIerにてプロジェクトマネージャーからベンチャー企業へ転職後、テックリードとしてご活躍中の方の事例についてご紹介しました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。