“企画系ポジションからコンサルタントを目指す方”におすすめの本『事例に学ぶ 経営と現場力』について

先週は国内各地で大雨でしたね。当社の近くに流れる川も溢れんばかりに増水していました。大雨の中、面接など転職活動をされていた方はご苦労様でした。良い結果につながりますように。

さて先週ご紹介させていただきました斎藤氏が社長をつとめるゴマホールディングスのグループ会社ゴマブックスの本を紹介させていただきます。

BBT ビジネス・セレクト2 「事例に学ぶ 経営と現場力」遠藤功 著

このBBTシリーズは大前研一氏が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学大学院の講義内容を書籍化したものです。今回はローランドベルガー会長の遠藤功氏の講義内容。

●第1章…現場こそが価値を生み出すエンジン
●第2章…「販売のトヨタウェイ」の海外展開
●第3章…三菱FA事業の製販一体の現場力
●第4章…デルのビジネスモデルと現場力
●第5章…成熟企業における改革型SCMの展開

「トヨタ・花王・キヤノン・三菱・デルなどの強い企業は”現場力”に強さがある」

端的に内容を言うと「トヨタ・花王・キヤノン・三菱・デルなどの強い企業は現場力に強さがある」ということ。

・強い経営＝骨太で合理的なビジョン・戦略＋問題発見し解決する強い現場⇒トップダウンとボトムアップの融合が決め手

様々なインタビュー・事例が掲載されていますので、分かりやすく2時間ほどで読めてしまいます。

個人的に興味深かったのが中部電力のSCMプロジェクト。保守的な企業でどのように改革を進めていったのか？ご興味ある方は読まれてみてください。

ここまで大きな改革はなかなか経験できないですが、日々の業務の中で小さくても似たような事例はあるはず。

企画系ポジションからコンサルタントを目指す方はこのような視点で職務経歴書をまとめられると書類の通過率がUPすると思います。

このシリーズは興味深い本が多いのでまた紹介させていただきますね。

関連記事：コンサルタントに学ぶ、効率のよい読書術

=======

“企画系ポジションからコンサルタントを目指す方”におすすめの本についてご紹介させていただきました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。