職務経歴書を客観的に見直してみる

こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
転職活動に必要なものの一つに職務経歴書があります。
これまでの具体的な勤務経験、担当業務、実績をまとめ、自己PRの資料として使うのです。
 
単に職務経歴を書きつづるだけでは、資料としては不十分。
今回は、職務経歴書を客観的に見直すことの大切さについてお伝えします。

職務経歴書のアピールポイントを企業ごとに変える

職務経歴書を書くことは、特に経歴が多い方にとっては非常に大変な作業です。
 
これまで経験してきたすべてのプロジェクトを書くとなると、相当なボリュームになる方もいるはず。
しかしすべてのプロジェクトについて、同じ量を書く必要はありません。
 
理想的なのは、応募する企業によって、詳細に書くアピールポイントを変えることです。
 
詳細に書くべきポイントは以下です。
 
・応募条件に合っているプロジェクト
・今まで経験した中でもターニングポイントになったプロジェクト
 
アピールしたいプロジェクトのボリュームを増やして記述します。
その他のプロジェクトは簡単な内容で済ませれば、強みをアピールしながら作業時間を短縮できるのです。
 
応募した企業の担当者が送られてきた職務経歴書を見て、
「ニーズとして合っているな」
「魅力的な経験をしてきているな」
と感じられる内容であれば、書類が通過しやすくなりますよ。

職務経歴書は客観的に外見を見直す

また意外と重要なのが、職務経歴書の外見です。
内容の記述に時間をかけて、しっかりと書いてくる方はたくさんいらっしゃいます。
 
しかし正直に言うと、
「見た目が汚くて、読む気をなくしてしまう」というケースもあるのです。
 
読みにくい職務経歴書の特徴は以下です。
 
・量が多すぎる
・改行が少ない
・誤字が多い
・フォントが統一されていない
・インデントがずれている

いずれも選考においては不利になりやすい要素です。
 
企業によっては、職務経歴書の書き方や見た目から、
「俯瞰して業務を見る能力」
があるかどうかまで判断する場合もあると聞きます。
 
せっかく素晴らしい経験をしてきても、それをきちんと表現できないと意味がありません。
経験は良いけれども、書き方の細かいところで懸念があってお見送り、というのは非常にもったいないことです。
 
転職をサポートする者として、私もできるだけ、
「ミス、読みにくい箇所はないか?」
「もう少し見た目が良くなるような記述はできないか?」
という視点で職務経歴書を拝見しています。
 
ただし、まずは自分自身で職務経歴書を全体的に見てみてください。
何かおかしいところはないか、違和感のあるところはないか、客観的に判断して修正しましょう。
見やすい資料を作って上司やクライアントの信頼を勝ち取るための第一歩ですよ。

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>受かる職務経歴書の書き方に関する記事

コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html

コンサルティングファーム用の職務経歴書の書き方
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/2646.html

転職/書類応募時の「資格の書き方(アピール方法)と注意点」
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2014/0920/2348.html

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今回は、職務経歴書の内容だけでなく読みやすさを重視して、客観的に外見を見直すことの大切さについてお伝えしました。

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