転職先と前職の比較に注意

「元カノは料理がうまくて、調味料とかも結構こだわってたんだよね」
「元彼はそういうことについてぐちぐち言わなかったな」

今の恋人に不満点があると、前の恋人と比較してしまう人は多いものです。

上記のように心無い言葉を、つい今の恋人に掛けてしまうこともあるのではないでしょうか。

ただ相手からは、
「一度や二度は目をつむるけど、連発されるとげんなりする」
「だったら元の人と付き合えば？って思う」
というツッコミが飛んできそうですね。

転職についても同じことが言えます。

新天地でうまく過ごすコツ：前職の参考になる情報だけ伝える

晴れて転職に成功し、新天地で過ごすことになったとします。

しかしいざ新しい環境に身を置くと、必ず入社前の期待を裏切る不満点が目に付くはずです。

どうしても前職の良かった点と比較してしまい、つい文句を言ってしまうもの。

多くの方は「そんなことしない」と思っているのではないかと思います。
しかし人は無意識に、さまざまな物事を比較してしまう習性があるものです。

転職して新しい会社のやり方をつかんだとき、前の会社と比較してしまうことは、決して珍しくありません。

「前職はもっと風通しが良かった」
「前の会社ではこの辺もっと効率的でした」

もちろん、前職と比較してはいけないわけではないのです。

新しいメンバーには、あなたが前職で取り組んだすばらしい方法を吸収したい気持ちがあります。
そういった意味では、
「前職ではこういうとき、こんなやり方でした」
というお話は参考にもなりますし、むしろ歓迎される情報です。

新天地で前職の話をするときは、転職先の企業にとってプラスになる情報だけを伝えるようにしましょう。

新天地でうまく過ごすコツ：愚痴はこぼさない

では、新天地で絶対に、口にしてはいけないことは何か。

「愚痴」ですね。

前職と比較して、新しい職場の愚痴をこぼすことは、今一緒に働いているメンバーに悪い影響しかもたらしません。

何の生産性もないうえに、メンバーからは、
「ああ、この人はまだうちの人間ではないんだな」
と感じられてしまいます。

「自分は愚痴なんて言わない」
という方がほとんどだと思いますが、愚痴というものは無意識のうちに出てしまうものです。

特に転職後3ヶ月程度は、うっかり愚痴をこぼしていないか、かなり気を付けた方が良いですね。

つい「前職では」というキーワードを発してしまったら、
「あくまで愚痴や批判的な話ではなく、良い方法論、良い取り組みの紹介」
という方向に軌道修正するのが無難です。

一刻も早く「うちの人間」になるために。

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＞入社後に活躍するための情報をまとめた記事

コンサルティングファームへの転職‐後悔しない為の考え方‐
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2018/0222/.html

「18時退社」でコンサルファームへ転職。限られた時間内でもパフォーマンスする女性のキャリア事例
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/womenscareerasconsultants

「人間関係が原因で２度目の転職。どの会社でも同じでしょうか？」
https://www.axc.ne.jp/ccc-troubles-of-human-relations

「コンサルは論理で客を打ち負かす商売じゃない」外資系ファームのシニマネが語る”マネージャー昇格への壁”
https://www.axc.ne.jp/column/2015/0410/16855.html

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今回は、新天地でうまく過ごすコツについて、前職と現職を比較するときの注意点を踏まえてお伝えしました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。