35歳、転職年齢限界説は昔の話?
一昔前に『35歳、転職年齢限界説』というフレーズが流行っていましたが皆さん憶えていますか?
現在日本では、少子高齢化にともない労働人口が確実に減少しています。そのため35歳以上の方はどの企業にとっても外すことができない重要な採用ターゲット層となっているのです。
もちろん、ビジネス経験豊富な40歳以上の方のニーズもますます増えています。
〝管理をするだけの管理職〟の求人はない
40歳以上歓迎の求人には下記のようなものがあります。
- コンサルティングファーム各種ポジション
戦略コンサルタント、ビジネスコンサルタント、ITコンサルタント、財務・会計コンサルタント、事業再生系コンサルタント、マーケティングコンサルタントetc… - IT企業、事業会社情報システムのプロジェクトマネージャポジション
- 事業会社の事業責任者候補
- 人事部長候補
- CFO候補
- 営業部長候補
多くの企業が40歳以上の方に求めることは、〝プレイヤー〟、〝プレイングマネージャ〟として現場の前線で活躍してもらうことです。
コンサルタントであれば、これまでの経験・知見を活かして現場でプロジェクトを遂行できるか? 案件を拡大できるか?
人事部長候補であれば、組織戦略の立案、人事制度設計、採用、人材育成等の人事業務全般や、部門全体のマネジメントができるか?
営業部長候補であれば、自らクライアントを開拓して、部下を使いながら売り上げを作り出すことができるか? 20~30代に培ってきた経験・知識を、自身もプレイヤーの立場でアウトプットすることを求められています。
部下の管理・監督、評価、育成だけをおこなう、〝管理をするだけの管理職〟となると、求人は多くありません。
一生涯、マーケットから求められる人材とは
日本人の平均寿命が80.5歳の現在、60歳で定年退職して、全く仕事をしないで余暇を過ごせる人は少なくなってくると思います。
労働人口減少に伴い、日本企業はシニア層を積極的に活用する必要性が高まり、60~70代の現役プレイヤーも増えてくるでしょう。
前述の通り40歳以上の方は現場にてアウトプットが求められますが、同時に、新たな専門性や強みを常にインプットしていくことが大切。
今までの経験・知識と、その時代に即したトレンドを融合してアウトプットできる人材こそ、一生涯、マーケットから求められる人材だからです。
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