新聞では毎日リストラクチャリングの話で持ちきりですね。
景気が悪化すると人員整理をはじめとするコスト削減が叫ばれ、
何だか気分も滅入ってきてしまい消費が更に悪化。
負のスパイラルにおちいっている気がします。
3~4年前に読んだ本「ブルーオーシャン戦略」。
ベストセラーに なったので、ご存知の方も多いと思いますが。
ブルー・オーシャン戦略
W・チャン・キム、レネ・モボルニュ/著 有賀裕子/訳 ランダムハウス講談社
第1部 ブルー・オーシャン戦略とは
・ブルー・オーシャンを生み出す
・分析のためのツールとフレームワーク
第2部 ブルー・オーシャン戦略を策定する
・市場の境界を引き直す
・細かい数字は忘れ、森を見る
・新たな需要を掘り起こす
・正しい順序で戦略を考える
第3部 ブルー・オーシャン戦略を実行する
・組織面のハードルを乗り越える
・実行を見すえて戦略を立てる
結び:ブルー・オーシャン戦略の持続と刷新
血みどろの戦いが繰り広げられる既存の市場「レッド・オーシャン(赤い海)」 と
競争自体を無意味なものにする未開拓の市場、「ブルー・オーシャン(青い海)」。
景気が後退するとレッド・オーシャンがさらに赤黒く染まっていく・・・。
その中でコスト削減をしたところで延命処置にしかならないのでは?
と考えてしまいます。
景気の悪い時にブルーオーシャンを創出した企業は一気に勝ち組になるので
今の景気は各業界の後発企業にとってチャンスにもなりえると思うのですが。
ピンチと思うかチャンスと思うか、ですね。
ちなみに同じチームの山尾さんが本書でも取り上げられている
シルク・ドゥ・ソレイユのコルテオを観にいくそうです。
チケットがなかなか取れなかったようですので、シルク・ドゥ・ソレイユは
同書に紹介されて以降 いまだにブルー・オーシャンを創出しているという事ですね。
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