大学がコンサルティングマーケットに参入

海外の話ですが、企業がコンサルティングファームではなく大学（ビジネススクール）などに課題解決を依頼するケースが増えているそうです。

幹部への研修プログラムを実施するケースが多く、サービスを利用したフィリップスの担当者によれば「経営陣の賛同を得るために、経営陣が戦略を学術的に理解することが重要」で、「経営幹部はその関係を十分理解し、自らコンサルティング業務を実行した。マーケティングやブランド戦略は訳の分からないものと言われることが多いため、この種のプログラムの成功には、ある程度の信憑性と知的誠実性が必要だった。コンサルタントではそうはいかない」とのこと。

簡単にいえば経営層・幹部クラスに勉強させる。
確かに経営・幹部クラスが勉強の成果を自ら実行すれば、組織に浸透しやすいですね。

魅力はもうひとつ。安い！
戦略ファーム：50万ドル以上
ビジネススクール：1日2万～4万ドル＋旅費で数日で終了(5～10万ドル程度？）

迎え撃つ戦略ファームは・・・。
「ビジネススクールのやり方は実際には我々のやり方とそれほど変わらない」とボストン・コンサルティング・グループのシニア・パートナーであるマーク・リュプケマン氏は語る。「大きな相違点として、企業カルチャーに学術的な性格を加えたいと考える企業にはメリットがあるだろう」とコメント。。。

いやはや。

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