KPMGコンサルティングの魅力

グローバルの意志決定に左右されない

KPMGコンサルティング株式会社の魅力は、KPMGインターナショナルの子会社ではなく、“メンバーファーム”であり、日本資本で経営しているためヘッドクウォーターの意思決定に影響を受けることはないという点でしょうか。

※例えばグローバルの支社という位置づけのファームでは、売り上げが10%伸びると、次年度は20%成長を求められ、達成しないと外国人が送られてくるといったこともあります。

一方で、KPMG社の場合は組織構造上、マーケットのニーズに集中した仕事が出来る為、社員が非常にやりがいを感じて働くことができる。また、強みとしては、海外と日本の商習慣の違いなどを理解し、クライアントにとって最適なソリューションを提供することができる点だといえそうです。

グローバルとの関係性については、グローバル規模でリスク管理やIT戦略策定を手掛けるGlobal Technology Transformation(GTT)のシニアマネージャーへのインタビュー記事をご参考ください。

「KPMGコンサルティング株式会社/「テクノロジー×グローバル」を実現する多国籍チームGTT」
https://www.axc.ne.jp/media/companyinterview/kpmggtt

同グループのあずさ監査法人から案件を依頼されることもあり転職後のセリング面の心配も少ない

また、2014年設立と日本においては比較的若いファームであり、新規開拓といったセリングの負荷について心配される方も多いですが、実際には同グループのあずさ監査法人から紹介される案件も多いようです。同じBig4系ファームから転職してきたコンサルタントも監査法人から依頼される案件の数に驚いたそうです。

また、KPMGジャパンを率いる宮原社長曰く、「売り上げ規模や収益性の観点のみでは測れない、深い関係が築けているクライアント」をファンと定義し、ファンとの深い関係性に根付いたコンサルティングを手掛けてゆくとの方針で組織運営されております。無理やりソリューションを押し付けるのではなく、クライアント視点でのコンサルティングが可能だと言えそうです。

サービスラインで経験を積む

まず補足として、KPMGコンサルティングではソリューションを「サービスライン」、インダストリーを「セクター」と呼んでいます。

KPMGコンサルティングでは、ジュニアクラスはサービスライン軸のユニットに所属し経験を積み、ミドル・シニアになるとセクター軸のユニットに所属するようになります。中途採用の方は必ずしも当てはまるわけではないですが、基本的にはこのような棲み分けになっているようです。

デロイトトーマツコンサルティングのPoolポジションと同様にKPMGコンサルティングでも社会人歴3年未満の第2新卒を採用する時期があります。第2新卒枠(ジュニアポジション)もサービスラインでの採用となります。

常駐型ではなく、プロジェクト型のコンサルティングが特徴であり、経営視点での考え方が身につきやすい

弊社の企業担当がパートナーにお聞きしたところ、KPMGコンサルティング社は他ファームでよくある常駐型のコンサルティングではなく基本的にプロジェクト型のスタイルとのことでした。

常駐型は、事業会社に入り込んでいる為、常駐型ならではの良い経験が出来るケースはあるものの常にクライアントの部長クラスとやり取りをすることになる為、事業会社で積むキャリアと成長スピードは変わらないそうです。一方で、KPMGの場合はCxOクラスをカウンターパートとして経営視点での考え方を身につける環境が比較的あるようです。

また、会社全体で「実装フェーズは自社では行わず、ベンダーと連携していく方針」とのことで、IT戦略など上流フェーズでの経験を積みたい方にとっても最適な成長環境だと言えそうです。新卒のESや面接でも企業の経営課題に関する質問があるなど、若手から経営アジェンダに深く関わる姿勢が採用では問われるようです。

絶対評価なのでプロモーションが早い、また社内の第一人者としてのブルーオーシャンもある

KPMGコンサルティング社は、絶対評価でプロモーションする仕組みになっており年間のプロモーション人数も決まっていません。その為、正当に評価され、成果を出せば非常に速いスピードで年収の昇給/ランクの昇格が果たせるようです。(ファームによってはプロモーション人数が決まっています)

設立から5年程経った2019年現時点では、規模的にも成長から安定フェーズに入る段階ですが、シニアコンサルタントの方にお聞きしたところ「ブルーオーシャンが多く、得意分野の第一人者になれる環境がまだある」と組織の中での第一人者としてキャリアを歩めることも、魅力の一つでしょうか。

制御系セキュリティの領域はKPMGの得意分野

KPMGではセキュリティ・リスク分野に力を入れており、特に制御系セキュリティはKPMG社しかサービス展開を積極的に行っておらずブルーオーシャンの為、ニースが非常に強い今のうちに拡大していく方向のようです。

【案件例:クライアント 鉄道会社】

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、重要インフラ事業者としてサイバーセキュリティの一層の強化が求められるが、サイバーセキュリティに関する知見・リソースが不足

→以下は解決アプローチ
KPMGの日米のエキスパートがサポートし、APTAやIEC62443等の各種関連ガイドラインをベースに、基本方針策定、資産洗い出し、リスク評価手法策定、ロードマップ作成を実施

このように、国を支える重要インフラを狙ったサイバー攻撃による、環境破壊・人命リスク・インフラ停止等のリスクといった社会的なアジェンダをの解決に導けるようです。またあずさ監査法人との協力体制も整っており、会計領域に関しても強みを持っております。

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