ローランド・ベルガーの事業領域

製造、自動車業界に強み

ローランド・ベルガーは13のインダストリーがありますが、そのなかでも特に製造、自動車業界に強みがあります。さすが、ドイツに本拠地があるファームという感じですね。 戦略ファームですのでインダストリーの掛け持ちも多いですが、自動車領域に携わるパートナー以上の方は5名と同社のインダストリーの中で一番多いです。

また昨今、業務提携にも注力しており、2017年5月18日にはデジタル製造ソリューションに強みを持つ株式会社カブクと業務提携することに合意。 株式会社カブクは「ものづくりの民主化」を掲げており、試作・特注品・技術購買のアウトソーシング、全世界に持つ300以上の工場ネットワーク、設備と加工需要をつなぐ3Dプリント工場向けの受発注管理システムを軸に新たなものづくりを推進している企業です。

そして同年6月13日にはソフトウェアベンダーの株式会社ドリーム・アーツと業務提携を締結。ローランド・ベルガーは日本の生産性が欧米の半分以下という状況に問題意識を持っており、今回の提携により、ローランド・ベルガーが持つ生産性向上コンセプトの立案能力と、ドリーム・アーツが持つ対話インターフェースとしてのソリューションを活用し、双方の顧客企業に対して現場からの生産性向上を実現していきます。

代表取締役社長 長島氏がHPで力強く発信している「日本型のインダストリー4.0とは——モノではない、人とつながる”IOH”が鍵」を体現するために着実にビジネスを進めていますね。

グリーンビジネス市場

ローランド・ベルガー(本社)は、ドイツ連邦環境省(BMU)の委託を受け、環境技術の市場分析と、環境産業界の企業1500社及び250の研究機関に対するアンケート調査を実施。その結果をもとに世界主要市場の将来性を分析・予測、「GreenTech made in Germany」として編纂しました。ローランド・ベルガー日本法人も「GreenTech made in Germany」の結果をふんだんに盛り込んだ「350兆円市場を制する グリーンビジネス戦略」も2012年に東洋経済社より出版されています。

同書では産業革命、情報革命に次ぐ第3の革命としてエネルギー分野の変化を「グリーン革命」と称しています。

製造業とグリーンエネルギーの関係は密接で、たとえばローランド・ベルガーの本社があるドイツでは自動車メーカーのダイムラーとドイツ最大のエネルギー企業の1つであるRWEがドイツ政府サポートのもと、ベルリンにおけるEV車の充電施設ネットワークのサポートを行っています。また、ドイツ政府は2020年までに100万台の電気自動車を国内に走らせるという目標を掲げています。(参考:「350兆円市場を制する グリーンビジネス戦略」2012年,ローランド・ベルガー著,P59,P119)

また、ローランド・ベルガーは日本のグリーンビジネス戦略において、従来からの日本のものづくりにおける技術・開発力はグローバル市場においても影響力を及ぼすことができるとしています。エネルギー革命の重要性が高まってきた情勢で、今後伸びていく領域でしょう。

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