フリーコンサルにおける「アルムナイの活用」と「ネットワーキング」について

こんにちは、アクシスコンサルティングの福原です。

先日、フリーランス向けセミナー(GUILD SUMMIT)に参加してきました。 今回は、上記セミナーの情報に加え、実際にフリーコンサルとして活躍している方々からインタビューした内容を基に、フリーランスのキャリアについて情報をお伝えします。

【目次】

  1. 待遇だけでなく「成長環境」「転職リスクの回避」が独立の理由に
  2. フリーエンジニアの間では「ギルド化」が始まりつつある
  3. フリーコンサルにおける「ネットワーキング」

待遇だけでなく「成長環境」「転職リスクの回避」が独立の理由に

日本におけるフリーランス市場は2018年時点で20兆円を超え、年10%ほどの成長を見せています。また、フリーランス人口は約1,120万人と労働力人口の20%に迫る勢いとなっています。 (ちなみに、アメリカのフリーランス市場は2018年時点で154兆円を突破)

業界別に見ると、ご存知の通り、エンジニア業界におけるフリーランスの浸透度が目覚ましく、最近では実務経験が1年あるだけでも月単価:50万円~の案件を獲得できるほどの売り手市場ぶりのようです。

また、足元の待遇だけではなく、「成長環境を求めて」であったり、「転職リスクの回避」という点でもフリーランスを選択するケースが増えています。

正社員として入社をした場合、短期で転職するとどうしてもキャリアに傷がついてしまいます。 そこで、リスク回避のためにフリーランスとして様々な企業の仕事に入り、良い会社が見つかったら正社員へ切り替える方法をとるエンジニアが増加しています。

この辺りはコンサルタントでも同じでしょうか。

参考:「ベンチャーに飛び込む前に「業務委託」で「試用期間」を作りリスクヘッジするという手法について」

フリーエンジニアの間では「ギルド化」が始まりつつある

その一方で、フリーランスとして活動する上でのデメリットもあります。 例えば、、、

  • 優良案件を見つけ出すことの労力・負担が大きく、案件の質の担保が難しい
  • 個人ではナレッジやトレンドの情報収集に限界がある、、、など。

これらを解消する方法として、最近ではフリーランスのエンジニアを中心に『ギルド』的なチームを組むケースが増えてきています。 雇用契約による結びつきではなく、お互いの知見やネットワークをシェアすることで補い合う目的で形成されており、その規模や結びつき方は多種多様です。

例えば、エンジニア、デザイナー、ディレクター、プロジェクトマネージャーなどが数名チームを組み、チームとして大手企業の案件を受注するなど。チームで受注することで、自分のスキルだけでは受けられない案件や、より大きな案件を受注しやすくなるようです。

フリーコンサルにおけるネットワーキング

上記のトレンドは、コンサルタントであっても基本的に同じことが言えそうです。 一方で、大きな相違点としては、『コンサルタントはクライアントの企業経営の根幹に関わる課題解決を担うため、エンジニア以上に一個人で優良案件を獲得することが困難である』ということです。

発注元が事業会社であれコンサルティングファームであれ、企業の機密情報や最新技術の社外流出を避けるため、法人を介した契約が求められるケースが多いのが実情です。 また、フリーランスとして個人で契約できるケースであっても、契約内容に億単位の損害賠償に関する取り決めが記載されているなど、結果として個人での契約が難しい(法人を介さないと難しい)場合も多くあります。

これらにより、ギルド等の雇用契約を介さない独自のネットワークでは、現在のフリーコンサルのマーケットには対応しきれない部分もあり、フリーエンジニアとはまた少し違った発展の仕方をしそうです。

それでは今現在で、現役のフリーコンサルの方々はどのように最新のトレンドや経営手法・技術をキャッチアップしているのでしょうか。

一番は、過去に所属していた「コンサルファームでの繋がり」が強力のようです。 在籍時代にお世話になった先輩や同僚との繋がりを維持し、案件トレンドをはじめとした様々な情報をキャッチします。 ご存知の通り、大手のコンサルファームでは卒業生だけが参加できるアルムナイ(卒業生のネットワーク)が形成されているため、これを基に案件受注につなげるケースもよく耳にします。

フリーランスにとってコンサルファームとの繋がりは一つの生命線とも言えます。 コンサルファームに在籍している間にいかに縦・横・斜めのネットワークを築けるかが、その後のフリーランスとしての市場価値に大きく影響してきます。特に、フリーランスの発注権限を持つディレクターやパートナークラスの何人とビジネスパートナーとして付き合えるかが重要です。ファームのみならず、クライアントである事業会社との繋がりも同様でしょうか。

その他ネットワークを拡充するために、「スキルの習得のために単価を下げて案件に入る」という方法もあります。 フリーランスは契約企業から見ると「変動費」に分類される存在であるため、企業にとって“育成”という概念はなく、正社員に比べてより「目の前の課題を解決する力」が求められます。そのため、常に案件のトレンドにアンテナを張り、自身のスキルと世の中のニーズにズレがないか定期検診することが不可欠です。

フリーランスでは、契約単位で自身の単価を発注者側と交渉して決定するため、例えば「この案件であれば今後のために是非とも経験したいテーマに触れられる」というものが見つかれば、単価を下げて交渉することで経験が浅いテーマでも案件に入れる可能性が広がります。 これにより“実績”を作り、次の案件受注につなげるのです。正社員ではチャージする単価を自らの意思で大きく変更することは難しいため、フリーランスならではの方法と言えます。

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今回の記事では、フリーコンサルにおける「アルムナイの活用」と「ネットワーキング」についてお伝えしました。

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