コンサルファームの「スポーツ領域」への取り組みの現状とキャリア

様々な業界で導入が当たり前になりつつあるコンサルティングですが、コンサルタントの方の中にも、スポーツやエンタメなど自分の興味関心のある領域の支援に携わりたいという方が増えています。また、スポーツにもデータアナリティクス、コンサルティングなど外部の血や技術を入れることで、試合から興行面まで高いパフォーマンスを出そうというトレンドがあり、案件数や求人が増えてきているようです。

そこで、今回はコンサルティングファーム内におけるスポーツ案件の実情とキャリアについてご紹介します。

【目次】

          1. 公共支援の一環としてスポーツ支援を行った実績から、案件相談が舞い込む
          2. 球団経営から選手育成までコンサルがバックアップ
          3. スポーツ&エンタメの専門セクターも増加中
          4. eSports等の新興スポーツもビジネスチャンスと捉えるファームも
          5. スポーツ運営団体へのキャリアチェンジには「夢を買う気概」が必要

公共支援の一環としてスポーツ支援を行った実績から、案件相談が舞い込む

地方創生という観点からスポーツ団体へのコンサルティングを開始するパターンが一般的になってきているようです。

例)プロサッカーチーム経営支援プロジェクト

  • クライアント:サッカーチーム
  • 背景:地域クラブはいわゆる“ビッグスポンサー”を持たないクラブも多く、Jリーグで戦い続けるための経営基盤を確保すべく、様々な工夫と取組みによって収益をあげているのが実情
  • 内容:ファンをどう増やし、動員収入をどう増やすか/-動員のための企画、お土産どう買ってもらう?/-収入によって選手の獲得を促進 などサッカーチームの運営全般に寄与する。

上記のような公共支援の一環であるスポーツ支援の実績が評判を呼び、スタジアム設立・団体運営についての相談が増加しているようです。また、スポーツセクターを作り、スポーツ案件に関わる中で得たナレッジやソリューションを生かして他のスポーツの案件も取りに行っているファームもあるとのことで、スポーツ振興事業は東京五輪だけに頼らない独自の盛り上がりを見せつつあると言えるでしょう。

球団経営から選手育成までコンサルがバックアップ

現状の案件内容としては、

  • 球場&スタジアムにどのようにお客さんを呼び込むか
  • 呼び込んだお客さんの単価を上げるにはどうすればいいか(お土産など)
  • 得た収入でどのようにチーム強化を行っていくか(選手獲得、育成)

等のコンサルティング相談が主だと言われています。また、スポーツ選手育成機関向けに、オリンピック選手の育成に当たって

  • 選手各個人の能力を分析
  • 各競技毎に必要な能力を分析
  • 上記のマッチングによって、オリンピックで勝てる選手の育成を図る

という案件もあるようです。どのファームも、基本的には上流から経営改革に関わりプロダクトの企画などを行うので、コンサルタントであれば戦略や新規事業立ち上げといった経験の親和性が高いと言えるでしょう。

スポーツ&エンタメの専門セクターも増加中

大手日系ファームではスポーツ&エンターテイメントのセクターを設けて、その領域に特化したコンサルティングを展開しています。

【例】『スカイライトコンサルティングと富士通との合同会社、SportsAnalyticsを専門とする「Run.EDGE」が2018年より事業開始』など(富士通株式会社)

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/06/12.html

また、あるITコンサルティングファームでは、直近のトレンド案件としてAIを活用したスポーツコンサルティングを挙げていました。テクノロジーを活用してプロ野球選手の行動指標を数値化し、ドラフト、選手育成、試合戦術に応用しているようです(ex:試合直後帰りのバスで自分のピッチングデータを確認できる)。

最新のIT技術で球団のデータ革命を推進するための専門子会社を設立するITコンサルもあり、「スポーツ×コンサルティング」が大きな領域へと成長していることが分かります。

ちなみに、プロスポーツ事業担当のITコンサルタントに転職された方の経歴は、SIerでPMとしてサービス開発に携わっていたとのことでした。現在40代半ばであり、現在募集している年齢層は幅広い印象です。

eSports等の新興スポーツもビジネスチャンスと捉えるファームも

KPMGでは「世界的に盛り上がりを見せるeSportsの振興を通じた地方創生・新しい生き方の実践」を目指したプロジェクトを推進中であるなど次世代スポーツ界隈も活発に動き出しています。

https://home.kpmg/jp/ja/home/insights/2018/01/esports-promotion-20180122.html

eSportsなど、次のスポーツビジネスとなり得る新しい種目にコンサルティングファームも早くから注目し、業界のリーダーシップとなろうとしているようです。

スポーツ運営団体へのキャリアチェンジには「夢を買う気概」が必要

またファーム内でスポーツ案件に関わるのではなく、転職してスポーツ運営団体にキャリアチェンジする方もいらっしゃいます。

【例】デロイトトーマツコンサルティングから今治.夢スポーツの経営企画室長としてFC今治の運営に関わる方も。

https://www.lifehacker.jp/2018/07/how-i-work-fc-imabari.html

一方で、注意点としては年収面が挙げられます。球団の経営企画だと40歳で600万円が平均値とされています。例えば、コンサルファームのシニマネ40歳の場合、1000万円以上のダウンになってしまうケースも考えられます。最終的には、「夢を買った」という気持ちで球団の成功を自分の成功と置き換え、チャレンジする気概とパッションが必要でしょうか。

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今回の記事では、コンサルファームの「スポーツ領域」への取り組みの現状とキャリアをご紹介しました。

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