ドルビックスコンサルティングの特徴:沿革・CEO経歴・年収・転職事例まで徹底解説

ドルビックスコンサルティングは、IT戦略からDX推進まで、幅広い領域でコンサルティングサービスを提供する企業です。大手企業やグローバル企業を主要なクライアントとし、高度な専門知識と実行力を兼ね備えたソリューションを提供しています。同社の特徴は、単なる戦略立案に留まらず、システムの導入や運用まで一貫して支援する「ハンズオン型」のコンサルティングにあるのが特徴です。これにより、クライアント企業は絵に描いた餅で終わらない、確実な成果を手にすることができます。

今回は、ドルビックスコンサルティングの会社概要から転職事例まで徹底解説していきますので、ぜひご一読ください。

      1. ドルビックスコンサルティングの特徴:会社概要~社員数~ビジネスモデル
      2. ドルビックスコンサルティングの沿革
      3. ドルビックスコンサルティングの現職CEOの経歴
      4. ドルビックスコンサルティングのサービス事例
      5. ドルビックスコンサルティングの年収
      6. ドルビックスコンサルティングへの転職事例
      7. まとめ:ドルビックスコンサルティングは「ビジネス×テクノロジー」の融合で新たな価値を創造

ドルビックスコンサルティングの特徴:会社概要~社員数~ビジネスモデル

ドルビックスコンサルティング株式会社は、2020年12月21日、丸紅株式会社が100%出資して設立したDX(デジタルトランスフォーメーション)特化型のコンサルティングファームです。所在地は東京都中央区日本橋室町で、2025年4月時点の従業員数は165名です。

主なビジネスの特徴は、丸紅グループの事業資産・知見を活かし、企業のDXを構想策定から実行、運用の改善まで一気通貫で支援するスタイル。従来のコンサルティング業務に加えて実行支援も重視し、本質的な企業変革を目指しています。また、事業会社出身者とコンサルティングファーム出身者らが混成チームを組んだ、事業者視点とコンサル目線の融合による実効性の高いソリューション提供が強みです。
主な領域は戦略策定、体制構築、アライアンス形成、システム設計・開発、運営体制の整備など。近年はグループ外の案件も半数以上を占め、モビリティ、ヘルスケア、建設、出版など多様な業界へ支援を展開しています。

参考:丸紅が新設した”DX特化型ファーム”ドルビックスコンサルティング株式会社 インタビュー/取締役COO 武藤覚様

ドルビックスコンサルティングの沿革

ドルビックスコンサルティングの沿革は以下です。

  • 2020年12月21日:丸紅株式会社100%出資で設立
  • 2021年1月4日:事業開始
  • 2025年には「金融法人部」を新設。メガバンクや地方銀行と連携し、地域中堅企業等へのコンサルティングを強化。外販比率も5割から8~9割へ拡大を目指す組織改編を行い、中堅・大手企業の支援に領域を広げている。10年以内に2,000名規模のファームへの成長を目標とする。

参考:ドルビックスコンサルティング株式会社 インタビュー/「金融法人部」新設で外販比率8割へ、銀行チャネル活用による地域の中堅・大企業の開拓戦略

ドルビックスコンサルティングの現職CEOの経歴

現職の代表取締役社長CEOは菅隆之氏です。主幹経営者や事業投資に精通し、これまで丸紅など大手総合商社で新規事業やDX企画を幅広く推進してきました。

また設立メンバーとして取締役執行役員COOの武藤覚氏などが参画。武藤氏は物理学で博士号取得後、三菱総合研究所やアビームコンサルティング、フロンティア・マネジメント等の大手ファームで戦略案件・経営企画リード・新規事業立ち上げ等を経験しました。アメリカでMBAも取得しており、丸紅発のDXファーム設立構想に共感し参画し、社内では営業・採用・企画・管理など運営全般を担っています。

出版領域等の新規ジョイントベンチャー創設や、金融法人部の立ち上げなどを手掛け、ファーム拡大の推進役となっています。

ドルビックスコンサルティングのサービス事例

ドルビックスコンサルティングは「DXを戦略策定から運用改善まで一気通貫で支援する」姿勢が最大の強みです。丸紅グループの資産ネットワークを活用しており、以下のようなサービス事例があります。

  • 出版業界×DX:複数大手出版社と丸紅グループでジョイントベンチャーを設立し、RFIDを用いた在庫管理・流通ソリューションを構築。出版流通の効率化・デジタル化に大きく貢献。
  • 食品製造業:製造設備販売事業のアフターサービスデジタル化支援。デジタル技術を活用し、顧客企業のサービス強化・マネタイズに寄与。
  • 金融法人部:銀行チャネルを活用した中堅・大企業向けコンサルティングを展開。従来大手ファームが手薄だった地域企業層へのDX支援を強化。


これらの案件は、構想策定/体制構築/システム設計・開発/アライアンス形成/事業化支援と一連の流れを複合的にサポートする点が最大の特徴です。

ドルビックスコンサルティングの年収

ドルビックスコンサルティングの年収相場は職種・役職・経験に応じて幅広い水準にあります。

  • コンサルタント(在籍3年未満・中途入社・男性):年収736万円(基本給:50万円/月、残業代:3万円/月、賞与:100万円/年)
  • 経営戦略コンサルタント求人:年収550万〜1,000万円
  • 年俸制を基本とし、賞与は1ヶ月分給与をベースに評価により重み付け、会社収支によっては期末特別賞与も加算される仕組みです
  • 内部評価制度としては「貢献度(稼働率)とコンピテンシー」によって次年度給与額が決定される。20代成長環境、育成体制、待遇面の満足感も高評価。
  • 平均年収は概ね700~800万円程度が中心と推測でき、他の大手コンサルティングファームと同水準。

出典:OpenWork, OpenWork求人

ドルビックスコンサルティングへの転職事例

(例1)40代後半 日系コンサルティング会社/シニアマネジャー→プリンシパル・パートナー(年収2,800万円):経営戦略策定~実行支援、経営管理強化、営業、デリバリなど
⇒ディレクター(本部長、部長クラス)/(年収2,200万円)として転職

(例2)40代前半 コンサルティングファーム/シニアマネジャー(年収1,650万円):会計システムの導入プロジェクト推進など
⇒シニアマネジャー(年収1,680万円)として転職

(例3)40代後半 大手総合電機メーカー/(年収2,000万円):デジタル領域の業務、組織マネジメント、セリング、プロジェクトマネジメントなど
⇒パートナー(CxO・役員・VP以上)/(年収2,100万円)として転職

まとめ:ドルビックスコンサルティングは「ビジネス×テクノロジー」の融合で新たな価値を創造

ドルビックスコンサルティングは商社発ならではの独自性・資産ネットワークを背景に、設立から急成長中のDX特化型コンサルティングファームです。グループ外への展開や新部門創設など組織面でも活発な動きを見せており、プロジェクト一気通貫型・事業会社出身者とコンサル出身者の融合チームといった特徴が活きています。社内評価も高く、報酬・成長環境とも業界トップクラス水準。「ビジネス×テクノロジー」の融合で、今後も新たな知見・価値を創造しつづけるであろう注目企業です。

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関連記事:

参考:ドルビックスコンサルティング株式会社 インタビュー/「1を10にする第2創業期」へ、3本部体制で新たな変革を起こす

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今回は、ドルビックスコンサルティングの特徴について解説しました。

ドルビックスコンサルティングに興味をお持ちの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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